『夜明けのすべて』@<三宅唱>監督
Nov
23
<瀬尾まいこ>の同名小説『夜明けのすべて』 (2020年10月22日・水鈴社) を<三宅唱>が映画化し、<松村北斗>(SixTONES)と<上白石萌音>のダブル主演映画『夜明けのすべて』が、2024年2月9日より公開されますが、予告編が解禁されています。
月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる「藤沢美紗」は、転職してきたばかりにもかかわらずやる気がなさそうに見える同僚「山添孝俊」のある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまいます。自己嫌悪に陥る「藤沢」でしたが、実は「山添」がパニック障害を患い、さまざまなことをあきらめていると知ります。
予告編は、PMSの症状で不機嫌そうな「藤沢」を「山添」が外に連れ出し、「しばらく1人で怒っててもらっていいですか?」と声を掛けるシーンからスタート。心が思い通りにならず電車に乗れない「山添」のために「藤沢」が自転車をプレゼントするなど、生きづらさを抱える者同士が素の自分のまま関わり合うさまが映し出されています。〈夜明け前がいちばん暗い〉という文章から始まる「夜についてのメモ」や、映画オリジナルの設定として登場するプラネタリウムの場面も収録されています。
<松村北斗>が「山添孝俊」を演じ、<上白石萌音>が「藤沢美紗」に扮しています。共演として、<光石研>演じる「社長」や、<りょう>演じる「藤沢の母」、<渋川清彦>扮する「山添の前職の上司」、<芋生悠>扮する「山添の恋人」がキャストに名を連ねています。