「1ドル=142円18銭」
Dec
17
18日朝の東京外国為替市場の円相場は「1ドル=142円台前半」と、前週末夕から小幅下落しています。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官が早期の利下げ観測をけん制し、ドル買い・円売りが強まりました。一方、きょうから日本銀行の金融政策決定会合が始まり、年明け以降の政策修正が示唆されることを警戒した円買いが相場を下支えしそうです。
円相場は午前7時4分現在、対ドルで「142円11銭」(15日午後5時時点は「1ドル=141円98銭」)15日の海外市場では(FRB)高官の発言を受けて一時「1ドル=142円45銭」でした。
15日の米国債市場では、政策金利に対する感応度が高い2年債利回りが前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い(4.44%)程度で取引を終了しています。
ニューヨーク連銀の<ウィリアムズ総裁>が来年3月の利下げを考えるのは「時期尚早」とけん制し、金利スワップ市場では来年3月までの利下げ確率が7割台に低下しています。