日経平均株価(1月24日)@終値3万6226円48銭
Jan
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14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比249円42銭(0.68%)安の3万6268円15銭でした。
前日の米ダウ工業株30種平均株価の下落が重荷となり、朝方から売りが優勢でした。日銀による金融政策の正常化が意識され、国内長期金利が上昇。金利上昇が逆風になるとみられる不動産や陸運、建設などに売りが目立ちました。
23日の米株式市場でダウ平均株価は反落し、前日比96ドル36セント(0.25%)安の「3万7905ドル45セント」で終えています。工業製品・事務用品のスリーエムが23日に発表した業績見通しが物足りないとの受け止めから大幅に下落し、相場の重荷となりました。日経平均は昨年来高値圏で推移しており、株価指数先物に短期筋の利益を確定する売りが出やすい状況でした。
日銀は23日に開いた「金融政策決定会合」で現在の〈金融緩和策の維持〉を決めています。<植田和男総裁>は同日の記者会見で、(2%)の物価安定目標実現の「確度は少しずつ高まっている」と述べ、近い将来に金融政策を正常化するとの観測から、国内長期金利が上昇しました。三井不や住友不、菱地所など不動産株が売られる一方、三菱UFJやりそなHD、ふくおかFGといった銀行株が値を上げています。
23日の米市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は(0.65%高)で終え、半導体関連株の上昇は相場を下支えしました。
終値はは続落し、前日比291円09銭(0.80%)安の3万6226円48銭で終えています。