25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比64円47銭(0.18%)安の3万6162円01銭でした。
前日の米ダウ工業株30種平均株価の下落を手がかりとして、高値圏にある日本株は利益確定売りが優勢になりました。先物主導で下げ幅は300円を超え、3万6000円を下回る場面もでていますが、下値では押し目買いが入り、底堅さも感じさせています。
米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測の後退で前日のダウ平均株価が下落し、東京市場でも売りが優勢となりました。日経平均は前日に300円近く下げていますが、年初から前日まで2700円強上昇して短期的な過熱感が残っており、前場では利益確定売りに流れているようです。
後場中ごろには小幅に上げに転じています。東エレクなど半導体関連銘柄を中心に先高観からの買いが入り、日経平均を押し上げています。
終値は3営業日ぶりに小幅に反発し、前日比9円99銭(0.028%)高の3万6236円47銭で終えています。