28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3詩行日続落して始まりました。朝発表の2023年10〜12月期の米実質国内総生産(GDP)改定値は強弱入り交じる内容ながらも、米経済の強さを改めて示しました。29日発表の物価指標が上振れすることへの警戒もあって、売りが先行しています。
29日には米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する米(PCE)物価指数(1月分)の発表が控えています。市場予想を上回る伸びを示せば、(FRB)の早期利下げ観測の一段の後退につながる可能性があり、様子見の雰囲気も引き続き買い手控えを見せています。
ダウ平均株価は、前日比23ドル39セント(0.06%)安の3万8949ドル02セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比87,56ポイント(0.55%)安の1万5947.74でした。
S&P500種株価指数は、前日比8.42ポイント (0.17%)安の5069.76でした。