『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』@NHK-BS
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本日<13:00>より「NHK-BS]にて、「男はつらいよ」シリーズ第17作目として、1976年7月24日より劇場公開されました『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』の放送があります。
キネマ旬報ベストテンで第2位となり、このシリーズ中最も高位の作品となりました。ソ連への亡命事件で有名な<岡田嘉子>が久しぶりに日本映画に出演したことでも話題を呼んでいます。
「満男」の新入学祝いに帰ってきた「寅さん」は、飲み屋で財布を持たない老人に奢り、とらやへ連れて帰ります。とらやを宿屋と勘違いした老人は反省し、絵を描き「寅さん」に渡します。その絵が七万円で売れて仰天、この老人は日本画壇の重鎮「青観」でした。
そして播州・龍野市で「青観」と再会した「寅さん」は、「青観」の歓迎会の宴席で芸者「ぼたん」を見染めます。その後、「ぼたん」が柴又を訪ねましたが、何を隠そう悪い男にだまし取られた二百万円の取り立てのためでした。見兼ねた「寅さん」は「青観」を訪ね、「ぼたん」のために絵を描いてくれと頼むのでした。
「車寅次郎」に<渥美清>、「さくら」に<倍賞千恵子>、「芸者ぼたん」に<太地喜和子>、「龍野市市長」に<久米明>、「青観夫人」に<東郷晴子>、「志乃」に<岡田嘉子>、「池ノ内青観」に<宇野重吉>ほかが出演、監督は<山田洋次>が務めています。