「1ドル=147円92銭」
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7日の東京外国為替市場で円高ドル安が進み、円相場は約1カ月ぶりに「1ドル=147円台」をつけています。
日本銀行<植田和男総裁>が7日の参議院予算委員会で「実現する確度が引き続き少しずつ高まっている」と述べたことなどが材料視され、マイナス金利政策を早期に解除するとの見方から円が買われました。一方、日経平均株価は前日比492円07銭(1・23%)安の3万9598円71銭で引け、4営業日ぶりに4万円を割り込んで終えています。
午後5時時点では「1ドル=147円90銭~148円00銭」と、前日の同時刻より1円50銭ほどの円高ドル安水準でした。
日銀は18、19両日に金融政策決定会合を開きます。一部出席者がマイナス金利解除を妥当と表明する見込みだと6日に報じら、7日午前には、日銀の<中川順子審議委員>が講演で物価目標の実現に向かって進んでいるとの認識を示し、一段と円高が進んでいます。