これまでにも、(374)「行火炉」や(376)「羽釜」、(377)「船舶用・火鉢」など、日用雑器を「花器」として再活用されホールに置かれている<生け花>がありました。 今回は、白樺の枝だと思いますが、幼児用の椅子の大きさの上に水盤が置かれ、春らしい色合いの〈カーネーション・チューリップ・アリストロメリア〉などが彩りよく盛り付けられていました。 手作りの椅子の上に置かれた<生け花>、観る者にそれぞれの想像力を広がらせる力強さがありました。