アジサイの蕾が大きくなり出す頃になりました。アジサイには「青酸配糖体」という成分が含まれていると言われており、食べると消化器官で猛毒の青酸に変化します。体内に取り込まれた青酸は、下痢やおう吐、まひなどさまざまな症状を引き起こし、犬・猫が食べると最悪の場合、死に至ることもあります。
アジサイの葉・茎・つぼみなどに毒があるとされ、特につぼみは毒性が高く、少し口に含んだだけでも命に関わることがあるので注意しなければいけません。
単純に「青酸性」の毒性があるということで、〈虫〉はつかないものとおもっていましたが、紫陽花の葉をバリバリと食べている〈毛虫〉と遭遇、体色の特徴から、【クワガマダラヒトリ】の幼虫かなとみています。
調べてみますとアオムシの【アジサイハバチ】や【チャドクガ】・【モンクロシャチホコ】などの幼虫も紫陽花に付くようですので、今後注意してアジサイの葉も観察しなければいけないなと思いました。