23日、米労働省が発表しました5月18日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比8000件減の「21万5000件」でした。
市場予想は22万件で、前週に引き続き減少し、労働市場の底堅さが改めて示唆されています。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの影響で雇用の伸びは鈍化していますが、解雇件数は依然として非常に低水準です。
新規失業保険申請件数には、一部で懸念されていたような急増は見られておらず、労働市場は引き続き堅調です。
調整前の申請件数は5663件減少し、19万2017件となりました。カリフォルニア州とインディアナ州で大きく減少しています。
今回のデータは5月の雇用統計の調査期間と重なっています。
5月11日までの1週間の継続受給件数は8000件増加し、179万4000件でした。ただ、歴史的に見て低水準にあります。