神戸：ファルコンの散歩メモ

１４日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比４０銭円安・ドル高の「１ドル＝１５７円４０〜５０銭」で取引を終えています。円の安値は「１ドル＝１５７円４９銭、高値は「１ドル＝１５６円９６銭」でした。

 

日銀が１４日まで開いた金融政策決定会合で国債買い入れの減額について、次回７月会合で具体的に決める方針を示しました。当面は日米金利差が縮小しにくいとの見方から円が売られています。

 

日銀政策会合を受けた売買が一巡したニューヨーク市場の時間帯は「１ドル＝１５７円台前半から半ば」で一進一退の動きとなる場面が目立ちました。

 

米長期金利が、一時債券価格は高くなる前日比（０．０６%）低い（４．１８%）と約２カ月半ぶりの水準に低下したことは円を支えました。１４日にミシガン大学が発表しました６月の米消費者態度指数（速報値）は市場予想に反して７カ月ぶりの水準に低下し、米消費の減速を意識させています。あわせて公表された消費者の１年先の予想インフレ率は（３．３%）と５月と変わりませんでした。