ダウ平均株価(8月16日)終値4万0659ドル76セント
Aug
16
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました前日までの3営業日で1200ドルあまり上昇した後で、主力株の一部に持ち高調整の売りが先行しています。半面、米経済の先行きを巡る過度な不安が後退したことは引き続き支えで、ダウ平均株価は小幅な上昇に転じています。
ダウ平均株価は前日に「4万0563ドル06セント」を付け(7月31日)の「4万0842ドル79セント」以来の高値となり、8月初旬の急落局面の前の水準を回復しています。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も前日まで6日続伸し、(7月23日)の「5555.74」以来の高値となる「5543.22」を付けています。短期間で大きく上昇したうえ、週末を控えているとあって持ち高調整の売りが出やすい状況でした。
16日朝発表の7月の米住宅着工件数は前月比(6.8%減)の123万8000戸(季節調整済み、年率換算)と、2020年5月以来の低水準となりました。市場予想(134万戸)を下回っています。先行指標となる住宅着工許可件数も同(4.0%減)と、市場予想(1.8%減)を下回っています。高金利が続く中で、住宅市場の回復が遅れていることは投資家心理の重荷となっています。
ダウ平均株価は、前日比96ドル70セント(0.24%)高の4万0659ドル76セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比37.22ポイント(0.21%)高の1万7631.72でした。
S&P500種株価指数は、前日比11.03ポイント (0.20%)高の5554.25でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比37.22ポイント(0.21%)高の1万7631.72でした。
S&P500種株価指数は、前日比11.03ポイント (0.20%)高の5554.25でした。