日経平均株価(8月19日)終値3万7388円62銭
Aug
18
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、午前終値は前週末に比べ15円50銭(0.04%)安の3万8047円17銭でした。
日経平均株価は前週末に大幅上昇していたため、戻り待ちの売りが優勢となりました。外国為替市場での円高・ドル安が機械や自動車といった輸出関連株の重荷となり、朝方は一時300円を超えて下落し「3万7683円63銭」の安値を付けました。ただ、下値では買いが入り、日経平均は上昇する場面もあるなど、方向感を欠いています。
16日の米株式市場では、このところ買い戻し基調が目立っていた半導体株がやや軟調で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が小幅に下落でした。東京市場でも東エレクやディスコといった半導体関連株が売られ、日経平均を下押ししています。
日経平均は前週末に1300円超高と大幅に上げ、(7月11日)の年初来高値(4万2224円)から(8月5日)の年初来安値(3万1458円)までの下落幅(10765円)の半値戻しの水準(3万6841円)を達成していたこともあって、戻り待ちの売りが出ています。外国為替市場では円相場は「1ドル=147円台後半」と、前週末夕に比べ1円程度円高・ドル安に振れており、トヨタなど輸出関連株の重荷となりました。
後場に入り、外国為替市場で「1ドル=146円台」まで円高が進み、リスク回避の売りが広がっています。円高に歩調をあわせ、海外短期筋による株価指数先物への売りも加速しています。
終値は、前週末比674円05銭(1.77%)安の3万7388円62銭で取引を終えています。