少し前に、部屋内で
【カネタタキ】と遭遇しましたが、今回はクモ目ハエトリグモ科 オビジロハエトリグモ属の【アンダーソンハエトリ】の「オス」との遭遇です。
【アダンソンハエトリ】は日本中部以南では、【チャスジハエトリ】と共に家屋内でごく普通に見られるハエトリグモです。性的二形が明確で、雌雄では大きさや斑紋にはっきりした差があります。「オス」の触肢がやや長く、白い毛が多くてよく目立ち、背面にもいくつかの白い斑紋を持ちますが、「メス」はくすんだ体色をしており、体長はメスで6~9ミリ、オス」で5-7ミリほどです。
「オス」は腹部が小さく、全体に黒みが強く、さらに頭胸部の後縁に沿うように白い毛による三日月型の斑紋があり、さらに腹部前縁にも白色部分があり、後方にも一対の白斑があります。これらの斑紋は、よく見ると「メス」にも似た形がありますが、遙かに曖昧で目だちません。また、「オス」の触肢にも白い毛が多く、よく目立ちます。