『のんきな姉さん』・『眠り姫』の<七里圭>監督が、世界的建築家<隈研吾>が手がけました「村上春樹ライブラリー」の館内で全編撮影した不条理劇『ピアニストを待ちながら』が、2024年10月12日より公開されています。
真夜中の大学図書館で目を覚ました「瞬介」は、なぜか外に出られないまま、学生時代の演劇仲間である「行人」と「貴織」に再会します。夜はいつまでも明けず、3人は偶然そこに居合わせた中年男「出目」や謎の女「絵美」も交えて、かつて上演できなかった芝居の稽古を始めます。それは「行人」が作演するはずだった『ピアニストを待ちながら』という作品でした。
2021年に設立されました早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)の開館記念として製作され、2022年10月に早稲田大学にて(45分版)を初上映。今回(61分)の劇場版が公開となります。