日経平均株価(11月28日)終値3万8349円06銭
Nov
27
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比160円16銭(0.42%)高の3万8295円13銭でした。朝方は前日の米株安が波及し下げて始まりましたが、売り一巡後は米政府の対中半導体規制が以前想定されていたより厳しい措置にはならないとの一部報道を受け、値がさの半導体関連株が買われて日経平均は上昇に転じています。
28日午前、米ブルームバーグ通信は、米政府は追加の対中半導体規制を来週に発表する可能性があるが、以前想定されていたより厳しい措置には至らないと報じました。関連企業への影響は限定的との思惑から半導体関連に押し目買いが入り、東エレクだけで日経平均株価を押し上げました。
もっとも朝方は、前日の米株式市場で主要3指数が下落したことを受け、日経平均の下げ幅は一時心理的節目の3万8000円を下回り「3万7801円62銭」の安値を付ける場面がありました。米国の対中半導体規制への警戒感が非常に強かっただけに、一部報道は短期的な安心感を与えています。
終値は3営業日ぶりに反発し、前日比214円09銭(0.56%)06銭だった銭でした。