26日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5営業日ぶりに反落して始まりました。
26日朝の米債券市場で長期金利が一時およそ8カ月ぶりの高水準を付け、株式の相対的な割高感が増したとの見方から売りが出ています。
<トランプ次期大統領>での財政悪化の観測も金利の先高観につながっています。26日の米長期金利は前営業日の終値(4.58%)を上回り、(4.64%)と5月上旬以来の高水準を付ける場面が出ています。金利の上昇で株式の相対的な割高感が意識されやすく、相場の重荷となりました。
ダウ平均株価は、前営業比28ドル77セント(0.066%)高の4万3325ドル80セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前営業比10.77ポイント(0.054%)安の2万0020.36で終えています。
S&P500種株価指数は、前営業比2.45ポイント (0.041%)安の6037.59で終えています。