7日、米メタ(旧フェイスブック=FB)が外部機関によるファクトチェックを廃止すると発表しました。
利用者30億人を超えるSNS最大手の大きな方針転換からは、同社の投稿管理を批判してきた<トランプ次期大統領>との融和を図る狙いが見えています。今後は利用者がこの役割を担う形になり、投稿への制限も緩和されますが、偽情報や憎悪表現が広がることも懸念されます。
<ザッカーバーグ最高経営責任者>(CEO)は「自由な表現について、われわれのルーツに立ち返る時だ」と述べています。
X(旧ツイッター)が先行して採用する、利用者が真偽の疑わしい投稿に注釈を付ける「コミュニティーノート」のような仕組みをまずは米国で数カ月かけて導入するようです。