日経平均株価(1月15日)終値3万8444円58銭
Jan
14
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比154円31銭(0.40%)高の3万8628円61銭でした。前日までの下落を受けた自律反発狙いの買いが先行しましたが、一巡後は利益確定売りが増え、伸び悩んで下げに転じる場面もありました。
日経平均株価は前日までの4営業日で1600円超下落しており、朝方は短期的な戻りを見込んだ買いが入り指数を押し上げました。外国為替市場で円安基調が続いていることを支えに輸送用機器や電気機器など輸出株が買われ、日銀の政策金利引き上げに対する思惑から銀行や保険の金融株も上昇でした。
もっとも上値では戻り待ちの売りが出て日経平均は下げに転じる場面がありました。<トランプ次期米大統領>の政策や米長期金利の高止まりへの警戒感、韓国の政治情勢などが重荷となっています。特に投資家は、米長期金利の動向に神経質になっており、積極的に上値を追う雰囲気に乏しい流れでした。
終値は、前日比29円72銭(0.077%)安の3万8444円58銭で終えています。