17日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日続伸でした。17時時点では前日の同時点に比べ58銭円高・ドル安の「1ドル=155円60〜61銭」で推移しています。午前10時前には一時「1ドル=154円98銭」近辺と
2024年(12月19日)以来およそ1カ月ぶりの高値をつけています。
米連邦準備理事会(FRB)が利下げ路線を維持するとの見方から前日に米長期金利が低下し、円買い・ドル売りが優勢でした。
16日発表されました2024年12月の米小売売上高の伸びが(0.4%)と市場予想(0.5%)に届かず、週間の米新規失業保険申請件数は市場予想よりも悪化でした。(FRB)の<ウォラー理事>が米CNBCのインタビューでインフレ鈍化を条件に今年前半の利下げの可能性に言及したこともあり、米金利の低下が続いて日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りを誘っています。