昨日紹介させて頂いた『神戸立ち呑み八十八ヵ所巡礼』の出版記念会を、神戸立ち呑み文化研究会のメンバーが集まりお祝いをいたしました。
記念会の会場は、本にも紹介されております明石の「リカークラブほそみ」さん。
おめでたい日であるということで、明石のにらみ鯛が置かれ、花を添えておりました。
写真の下側の骨、皆さんご存じでしょうか?
「鯛の鯛」と呼ばれている骨です。胸鰭のつけににあり、一般的にカマと呼ばれる部分にあたります。
肩甲骨と烏口骨が繋がった状態のもので、肩甲骨の丸い穴を目に見立てています。
鯛に限らず、カンパチ、サバ、鮭、メバル、アジなどにもありますが、どれも鯛の形に似ているようで、「鯛の鯛」と呼ばれる所以です。
めだたい鯛の中でさらにめでたい形であるということで、縁起物として喜ばれ、美空ひばりさんが集めていたのは有名な話。
魚離れの昨今。骨があるからと敬遠する子供達に、「鯛の鯛」を見つける食べ方から教えれば、魚好きにならないかなと考えております。
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Posted at 2008-11-03 04:07
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