忠さんの始めた『琉球サバニ塾』 【塾生の心得七か条】もHPにUPされた。 その中でも、 ・和を持って尊し、烏合は恥と心得るべし。 ・自己は主張せよ、主張せぬは卑怯と心得るべし。 ・勇なきは去れ、衆を頼むは迷惑千万。 は名言ではないだろうか? グラントにも取り入れさせてもらおう^^さて、僕も入門させていただこう!
かかピーが一級船舶免許取得を宣言した。 かかピーはヨットより、クルーザーに乗りたいのだろうなぁ。 クルーザーといえば、釣竿がたくさん出ている幅の広い豪華な船や、フロントスクリーンが大げさに傾斜したやたらカッコイイ船を想像するのだろうか?僕ならばフィンランドのMinor29を選択する。 理由? この形がたまらないから。 逆ぞりのフロントスクリーンやかわいい船体が、まるでポパイに登場しそうな古めかしさを感じさせる。 こんな船ならば、海に出るだけで遠い世界を旅する感覚を味わえそうだ。
手稲山の西はどうなっているのだろう? 札幌に長く住んでいても知らなかったことだ。 早速確認! すると、山、山、山。 こりゃ、近所に遊び場を見つけた気分だ。 かなり本格的な登山道もたくさんあるに違いない。 それに、このくらい緑があれば、CO2の減少に役立つかも。 少子化対策なんかせずに、日本は小国になって、緑の比率を増やしてもらいたい。 いや、実際に何かできないものだろうか? 小さな努力などというレベルのものではなくて。
支笏湖の奥地にひっそりとあった苔の洞門。 火山岩が侵食されてできた割れ目に、苔がびっしりと生えている。 今では、すっかり観光地になっていて、洞門そのものは立ち入り禁止。 見学用のやぐらから入り口が見えるのみだ。 入山通路としての役割も終わり、登山地図からも消されるようだ。洞門の隙間に、自然保護活動の難しさと矛盾が垣間見える。
進水式で、数十年モノの古酒を掛ける忠さん。現代風にアレンジされたものではなく、本当に手漕ぎの時代のサバニである。 全てが軽やかで、荒々しさがない。 乗り手はサバニと戦わない。ニヌハ3の本当の性能を知る領域まで達するためには、まだまだ学ぶ技が山積しているが、ニヌハ3が何者かは見えてきた。 これほどサバニを学んできたというのに、今まで経験してきたサバニとは、全く別のジャンルのものがここにある。 僕はすばらしいサバニ大工の作品に出会い、確かに驚いている。 しかし、その驚きは、自分の選択したテーマの奥深さを見せ付けられたような気分だ。 まだまだ、多くのドラマがこの先にあるに違いない。かつて、アフリカのキリマンジャロに登り、それが世界の7thミッションのひとつであることから、僕はとんでもない勘違いをしてしまった。 「地球が狭いぜ」「世界が俺の庭さ」と。 この思いは、1年後にヒマラヤを経験して叩き潰されることになる。 どんなに登っても、周囲には自分の位置より高い山がごろごろしている。 キリマンジャロクラスの山は、無数にあったのだ。今の感覚は、その時のものに似ているが、無数にあるものの一つではなく、何か絶対に信頼できる唯一のものを見たような気がしている。 歴史に閉ざされた道を探り、運命的に選択したこの道こそが、王道のような気がしている。 錯覚だってかまわない。 僕は、この道をさらに進もうと思う。 これまで作りたかった、昔の形のサバニを作り、日に日に健康を取り戻してきたおじいの目にも涙が浮かんでいた。
命の危険はいつもある。 特別なことではない。 午前中に歩いたはずの道は、午後には消えている事もある。台風のような危険は、避ければいい。 しかし、半年も続く冬の寒さは避けることができない。耐えて時期を待つのみ。ビジネスの危機も同じ。 当然、不要な戦いは避ける。 しかし、機が熟すのをひたすら待つケースもある。 どちらにしても、重要なことは、「パニックにならない」「ヒステリックな対応をしない」事だ。 大自然を相手に命を落とすことは恥ではないが、たかが仕事でヒステリックになる事は恥だ。それを学ぶのは、冒険の旅に出かけるのがいい。 自分の器の大きさが見えてくる。
品川TRIBECA(トライベッカ) ローリー・イネステイラーとフォトグラファーの梅田正明によるフェザークラフトK2での日本1周カヤックの旅のスライドショーに出席。 忠さんはもちろん、2007ニヌハクルーの伊東画伯、ホーボー・ジュン(ライター)、山田真人(フォトグラファー)が集結! その他にも堀田貴之(ライター)、松浦裕子(ライター)、宮田義明(ワイルドナビ)、大瀬志郎(グランストーム)など友人の集会のような状態になっていた。 200人を超える来場者で平日のTRIBECAは超満員。「ニヌハ3の進水式」の段取りや、「マーラン船を調査する上でマレーシア行き」が必要かなど、建設的な討議もなされた。 酒が醒めても覚えているいいがな。。。