いろいろイベントのあった日だった。 ARGUSでも、なぜかバーボンの気分ではなかった。 スカイ島のタリスカー。 世古マスターに新しいボトルを開けてもらい、潮の香りを楽しんでいた。 その後は、PROOFに移動し、モヒートを飲みながら、佐藤マスターと会話していた。 「M社のN社長さんは、ここのお客様でしたよね。不思議なことに、僕は一度もお会いしたことないんですよね。」 「あっ、お見えになりました。」 まさに、"Speak of the devil" 人間が持つ説明不能な能力は、実に面白い。 N社長は初対面の僕と楽しげに会話してくださった。 そして、たくさんの酒を教えていただいた。 1998年蒸留の原酒を極少量のみ瓶詰めした幻のアードベッグ(アイラ島)。 2004年「Very Young」(写真中央) 2006年「Still Young」(写真中央左) 「Very Young」は、アードベッグの強烈なスモークとアルコールが刺すのだが、その刺し加減が実に巧妙にできている。旨い! 「Still Young」は、経験したことのないアードベッグ。確かにアードベッグなのだが、まろやかで喉を刺さない。驚愕の旨さ! 同じくアイラ島のボウモア(写真中央右)。 しかし、このボトルは特別なものだ。 BOWMORE 12 Year Old Brown bottleと呼ばれているものらしいが、驚くほどまろやかで、海の香りがする。旨い!! 今後手に入れることができたとしても、恐ろしい値段の品であろうと思う。 続いてスペイサイド代表は、60年代シェリーのマッカラン(写真右)。 マッカランのど真ん中を、とことん極上に仕上げたもの。1969年物だ。 旨すぎる!! これも凄いボトルだ。 いやー、幸せな一日だ。 たくさんご馳走になり、ありがとうございます! ん〜、マ○ダム!
分刻みとは言わないが、やけにスケジュール表に文字が多い。 今朝の打ち合わせ後、パズルの北野社長から、目からウロコの提案があった。 うーむ、確かに、その手があったか。。。 僕はつくづくアホだ。 いや、これからが賢いと言うべきか。 上昇の予感! ちなみに、The Sarah Connor Chroniclesの続きが届いているので、さらに眠れぬ日々が続くことになりそうだ。
タクシー運転手達が、口をそろえて言う。 「小泉政権時代の規制緩和のせいだ!」と。 タクシー事業への規制を再強化する特別措置法案が成立する見通しだ。 確かに、2007年から比較して、タクシー1台あたりの売り上げは20%減少した。 しかし、売り上げが20%以上減少した業種はタクシーだけではない。 運転手たちは小泉改革のせいだと主張するが、本当にそうなのだろうか? 僕はむしろ、その後2年10ヶ月続いている無政府状態が大きくした、不況の影響だと考える。 また、消費者にとっては、安くて品質の良いタクシーを選ぶ事ができるようになったのが規制緩和のメリットだ。 今この時代に料金均一化が進めば、これまで値下げ努力して、実車率を上げてきた会社がバカを見る。 一般消費者も収入が減少している。 「値上げするなら、乗らない」 そんな声が聞こえてきそうだ。 再規制はタクシー業界の自爆ではないだろうか?
太陽光だ風力だと、自然エネルギーを利用するとエコな気分を味わえるが、それだけではCO2排出量は「全く」変わらない。 最終的に火力発電の出力調整がなされて、初めてCO2などの温暖化ガスが減少するのだ。 発電機には出力調整に適さない範囲(ベース供給力)がある。 原子力や、火力の最低出力がそれだ。 電力は必要なときに必要なだけ供給しなければならない。 しかし、風力は風の状況で出力が大きく変動し、太陽光は日差しのあるなしで大きく変動する。 需要とは全く関係なく、勝手に発電する仕組みだ。 計画性のない電力エネルギーは、無駄にしかならない。 スマートグリッドは、人工衛星や情報技術などを用い、電力供給者と消費者が双方向にリアルタイムで情報をやり取りし、需要予測を行い、電力の地域配分を決定する送電技術。 これが、自然エネルギーの予測をするわけではないのだが、出力調整範囲が広がることで、自然エネルギー利用時のCO2削減に役立つわけだ。 太陽光や風力に着目されているが、それを使いこなすためには、裏方も大変なわけなのだ。
厳しい環境のアウトドアで使用するサブカメラは、かなりの働き者だ。 防水機能はもちろん必要。 スライド式のレンズキャップはトラブルの元なので絶対にいらない。 あと、片手での操作性も重要。 画質よりも、記録としての撮影が多い。 このD10は、さまざまなストラップを装着できることが特徴。 しかも、頑丈なストラップは、四隅の任意の場所に金具で固定できるようになっている。 これは便利だ。 先日より試験運用中。
石炭資源が豊富なオーストラリアでは、CO2排出量の大きい石炭火力発電に依存する部分が多い。 現在、石炭のガス化などで、高効率の発電を目指している。 また、発生したCO2の分離・地中貯留技術CCS(Carbon Capture and Storage)の導入も始まる。 CCSはCO2を長期間貯留することにより、空気中へのCO2排出量を削減するものだ。 この貯留された分は、CO2排出量に含まれないため、国際的にも顔が立つというものだ。 ただ、僕が考えている高レベル核廃棄物の地中処分とは違い、何万年経過しようとそれは存在し続ける。 何万年もそこにおとなしくしていればまだいいが、それは徐々にあるいは突発的に漏れ出してくるのは間違いない。 だから、僕はCCSを「究極の問題先送り」だと考えている。 以前ブログに書いたニオス湖のような事態が起こらないことを祈るのみだ。 まもなく、空気は有料化されるだろう。 いや、今でもエアコンや空気清浄機を使っているが、空気の値段はもっと高額になっていくだろう。 写真は、イギリス コーンウォール地方、Eden Projectのバイオドーム。 このような建物の中に火力発電所を作ると、ドーム内でどれほどの植物を生育しなければいけないかが分かりやすり。 いや、ドームは巨大化し、地球上では作れないことが分かるかもしれない。