原子力発電所誘致を撤回した和歌山県日高町で、原発候補地だった小浦地区に東京電力などが出資する会社が風力発電所の建設計画をしているそうだ。 山頂付近に発電能力2,000~2,300kwの風車7基を設置し、電気を関西電力に売る。 8,500~10,000万世帯分の供給能力があるという。 さて、通常1世帯分の電力は一般的には3kwとして計算する。 今回の大きい方の風車2,300kw(けっこう大きい)×7基 = 16,100kwとなる。 16,100kw/3kw ≒ 5366世帯 風力発電所の場合、発電能力を過大評価するのは、どこの自治体も同じ。 8,500~10,000万世帯分の供給能力があるというが、フル稼働でも5,366世帯と試算した方が正しいのではないだろうか? さらに、風力発電機の発電能力(定格電力)は、全くあてにならない。 平均稼働率は20%を割り込むのが普通だ。 つまり今回の計画では、多く見積もって3,220kwの発電能力しかない。 真実は1,073世帯分の電力でしかないのだ。 電気代はいったいいくらになるのでしょうね? そもそも計画されていた原子力発電所は110万kwクラス(36万世帯相当)。 何の解決にもなっていない。 多額のお金を積んで、セレモニーだけの風車を建てるのはもうやめませんか? これで騙される人がいるから、また笑えるわけですけど。。。
【ままちゃりレース】 非力な選手をいかに高みへ持ち上げるか。 6位入賞のグランダックス。 2012年1月29日行われたままちゃりGPの裏側は、走る以上に重要なマネジメント戦争になった。 LAP TIME1: 11名の選手の1順目は、全員の実力を把握する。 ここでは、比較的速い選手を前半に入れている。 山崎(ZAKI)、九門、高橋(dote)、吉田が7分台を記録。 坂本、坂田、前田が8分台を記録。 竹中が9分台であるが、トラブルを含むタイムなので、改善可能と予測した。 1時間のタイムが発表される。 車番1グランダックスは9位! 予想をはるかに超える順位に到達している。 とりあえず、2時間までは出走順をいじることなく、状況を確認する。 2時間のタイム グランダックス10位! ここで、内部では相談が始まっている。 この順位を維持するべきかどうかだ。 順位を維持するためには、ある程度厳しいマネジメントが必要だ。 LAP TIME2: 21周からの選手の書き換えは、戦闘ポジションを取ろうとしたものの、その後の選手ローテーションが不可能だという判断からである。 3時間での順位は10位! 3時間のタイム この時点で、チームは順位シングルを目指すマネジメントをすることに決定した。 9分台の選手には、サポートにあたってたもらう。 選手としてのスター性は九門、回復力と自転車への慣れで吉田が貢献している。 高橋(dote)は、50歳代と思えないほど安定している。 また、ランナーである坂田・坂本、前田も安定感がある。 4時間での順位は8位。 4時間のタイム 作戦の効果が出始めている。 あと2時間ならば、ローテーションをうまく組めば大幅なタイムダウンを防ぎ、順位が維持できそうだ。 LAP TIME3: ここからは完全な戦闘モードだ。 7分台の選手を、ヘビーローテーションする。 サドル高を考慮しながら、出走順をめまぐるしくチェンジしていく。 31周目、山崎(ZAKI)のタイムが落ち始める。 33周目、高橋(dote)がタイムを維持。 34周目、吉田のタイムも落ち始める。 35周目、坂田も大きくタイムを落とす。 ここから、坂田はサポートに入ってもらう。 36~38周目、山崎(ZAKI)・九門・高橋(dote)がインターバルの短さに苦しみながらもタイムを維持。 5時間目の順位は6位! 5時間のタイム 同周回数の3秒差、15秒差で7位、8位が続く。 6時間の耐久レースが、秒単位の戦いであることを改めて知らされる。 平均ラップタイムを8分弱として計算し、アンカー走者を逆算する。 この時点で、タイムの落ちる可能性のある山崎(ZAKI)をローテーションから外す。 39周目、吉田がタイムを維持。 40周目、九門が初めてタイムを落とす。 41周目、山崎(ZAKI)を復活投入、7分35秒台をたたき出す。 42周目、インターバルの短い高橋(dote)が初めて8分台に後退。 43周目、7分45秒を予測していた吉田が大きく遅れる。 午後3時55分のピットレーン閉鎖まで残りわずか。 チーム全員が見守る中、カウントダウンが始まってしまう。 3・2・1、残り時間ゼロ秒、8分12秒台のタイムでゲートを通過。 44周目、アンカー九門が7分57秒で無難に快走。 レース終了。 レース結果 後続とは7秒差。 恐らく最終ラップで7位から6位へ上昇したものと推測できる。 また、43周目でピットレーンが閉鎖時間に間に合わなかった場合は、確実に7位になる計算だ。 全ての選手、サポートの皆様お疲れ様でした。 8分台、9分台の選手には不完全燃焼だったかもしれませんが、上位の選手を見れば分かるとおり、もう誰も走れないところまで使い切りました。 つまり、皆さん一人一人の走り、そしてサポート全てがなくして、この順位は獲得できなかったのです。 6位に貢献したご自分のタイムを、ぜひ誇りにしてください。 今回、予想外にチーム順位が上がり、厳しいマネジメントになってしまったことをお詫びします。 ちなみに僕は、この程度では筋肉痛になりません。
ママチャリGP in 岡山国際サーキット 2012年 グランダックス・ラストランは、見事な成績で終了しました。 105チーム中6位は、信じられないほどの成績です。 doteさん他の皆さんありがとうございました。 写真はTOPを「怪走」するゼッケン1番、グランダックスZAKI選手。
いよいよレース直前! ゼッケンはお約束の1番を装着。 中国製と思われるわけのわからん古いママチャリではあるが、整備状態は完璧になった。 特別に施した塗装は、物凄くきれい。 そして非力な選手の為に、ナイトロオキサイドシステムを装着。 上り坂でスピードが落ちそうになったら、遠慮なくスイッチを押してもらいたい。
グラントの「マンション電子投票サービス」が大阪日日新聞に紹介された。 現在、Ver4.0の仕様確定作業を行っているが、この作業はいよいよ僕の「理事長としての経験」を越えての作業となる。 というのは、Ver4.0の仕様確定はグラントのサービスに賛同していただいた進歩的な考えを持つ大手管理会社と、互いに智恵を出し合っての作業となるからだ。 これには、前回横浜で行われた実用化試験において、「必要なもの」と認められた功績が大きく作用している。 また、既にこのシステムはNTTコミュニケーションズの運営するBizCityのパートナーアプリケーションとして正式登録されているが、NTT Com社が新築分譲マンションへの光回線営業をすると同時に、「マンション電子投票サービス」の導入をお勧めしていただく事となった。 僕らにとって、全く未知の領域での展開ではあるものの、新しい事にチャレンジすることほど刺激的なことはない!
最終日にやっと行ってこれた。 クルマに関して言うならば、どうやら僕は世間の興味を超越しているらしい。 どの車も驚かない。 過剰な演出のクルマは、所詮ショーモデル。 いくらかっこよくても、公道でタイヤとボディが接触するのがミエミエだ。 スタイルだけの改造、ハッタリのチューンナップ。 どれももう飽き飽きだ。 高級な新車もいいが、高価だから憧れるとかいう事もない。 僕のジャンル、僕のライフスタイルに合致したものならば、ぜひ乗ってみたいのだが、関心を持ったのは「自衛隊のブース」だけだった。 最終日ここに来たのには目的がある。 社長仲間の「全国介護タクシー協会」さんが2台の展示ブースを用意しているからだ。 こういう地味な「働く車」も社会にとっては大切なのよ。 けっこう、細かい仕事で作られている。