我が家の庭に咲いているクリスマスローズ(写真上)である。昨日アップした写真(だら〜っと!)でも見られるように、カイの犬小屋のそばにある柵からいつも顔を出している。
このクリスマスローズはデンマークではとても人気のある花で、ロイヤルコペンハーゲンやビング&グレンダールのデザインによく用いられる。
下の写真は、ロイヤルコペンハーゲンの1945年におけるクリスマスプレートである。1908年から毎年作られているロイヤルコペンハーゲンのクリスマスプレートは、日本では「イヤープレート」と呼ばれている。
タイトルは、デンマーク語で「Engel foran julerose」、英語で「Angel Looking at Christmas Rose」、すなわち、「クリスマスローズを見つめる天使」。デザイナーは、Richard Bocher。
この1945年のプレートには深い意味がある。春の訪れと共に雪の中から芽を出し、花を咲かせる小さいクリスマスローズ。これは、第2次世界大戦でナチスドイツに占領されていたコペンハーゲンの夜明け、すなわち、コペンハーゲン市民の明るい未来への喜びと希望が表現されている。
とても人気のあるプレートである。
ロイヤルコペンハーゲンのクリスマスプレートは100周年を迎え、101枚目となる今年2008年のクリスマスプレートもコペンハーゲン市内にある教会を背景にクリスマスローズが描かれている。
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Posted at 2008-03-26 08:16
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Posted at 2008-03-27 15:39
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