子育てにコーチングが効果的な理由
Mar
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私が、コーチングを知ったのは、保育士をしてだいぶ年数がたってからでした。
後から、これはコーチングなのね。
と気がついたのが始まりです。
子どもたちは「教える」よりも「問いかける」方が、はるかに意識と行動が違うと感じていました。
分別や判断がつくようになってからですが、問いかけられ、自分で考えていくうち
見通しを立てて、自分から用意や片づけを始めたり、
友達の気持ちになって、関わる姿が見られるようになりました。
それまでの私の接し方は
「先生の話を聞く時だよ」
「おもちゃは順番につかおうね」
「先に片付けてから、次の遊びをしてね」
と、いつも「やり方」を伝えていました。
そのうち、子どもたちは
「分かってるけど、聞きたくない」
と、自分を優先するようになり
こちらも聞いてもらう為に、強く言うようになり
互いに「なんで分かってくれないの?」の悪循環…
そんな経験を嫌というほどしてきました。。
このような状況の時「質問」が効果的でした。
特に「なぜ」
話を聞く必要があるのか
順番を考える必要があるのか
片付ける必要があるのか
その先にどんな「いい結果」や、「周囲とのいい関係」が期待できるのか
実は、子どもは聞かれなくても、分かってますので…
けれど、どうして片づけしたり、友達と譲り合う必要があるのか。を聞かれることで
自身の行動を、立ち止まって省みる事が出来ます。
そして、徐々に自主的に行動できるようになっていったのです。
子どもたちのこのような変化から、わたしは沢山のことを教えてもらいました。
why(どうしてするのか。)を促してみる。
自分の体験、大人に教えられた経験から、考え、たどり、理想的なや状態を見つけ、そこへ向かう具体的な行動を発見していく。
それが原動力になって、自分からどんどん考え、行動できるようになっていきます。
how(どうやって)whay(何をするか)を説明され続けるよりも
意欲や原動力を引き出す
「いい問いかけ」「時に見守る働きかけ」「工夫」が
子どもたちを、イキイキさせるか、今を優先してイライラさせるか
を左右するように感じます。
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最後まで
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