Dec
24,
2021
木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day16)「伸びる社員はこう見分けろ!」
今日も引き続き、木村勝男氏の著書
「放牧経営」
を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。
この本のテーマを一言で表現すると
「いかに経営社員を育てるか?」
経営社員?
はい!
- 木村氏が考える「経営社員」とは?
- そのような社員を育てる仕組みとは?
これらを読み解きながら進めて行きます。
第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~
章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(本日)
2.五つの心得
3.八つの方法
「どんな会社でも経営社員は必ず育つ」
章立て
1.「経営社員」の育成が会社を強くする(完了)
2.進化する「経営社員」(本日)
3.伸びる社員 vs. 伸びない社員(本日)
2.進化する「経営社員」
(1)会社を社会人学校と考えているので、経営社員が退職することを「卒業」と呼んでいる。退職する理由は様々だが、全ての卒業生に伝えるのは「今までよりも稼ぐ人になれ」ということ。
(2)稼ぐことも重要だが一方、「社員の物心両面の幸せ」も経営理念でうたっている。経済面と精神面の両方で幸せを実現する経営者を目指して欲しい。
(3)経営社員になる過程において、この発想を身に付けられ、「卒業」してもそれを実践できるようであって欲しい。
(4)このような「経営社員」を育てられる会社になっているだろうか?と問いて欲しい。弊社も最初から出来ていた訳ではない。
(5)「経営社員」を育てる仕組みを考え、実践していく過程を経て現在に至っている。社員が最大の資源となっていき、それが次の人材を引き寄せるという好循環を生んでいる。
(6)出来るか、出来ないか、ではなく「ちゃんと出来るようになるまで、やり続けるかどうか」である。
3.伸びる社員 vs. 伸びない社員
(1)伸びる社員、すなわち社員の「伸びしろ」を見極める、5つの条件がある。
①素直でフットワークの良い社員
②肯定的な言葉を使う社員
③どこかで苦労をした経験のある社員
④積極的に新しい知識を仕入れる社員
⑤数字の分かる社員
(2)社員全員が「経営社員」になれるわけでは無いのも現実である。経営社員になれない社員とは、以下のような人である。
①チャンスを掴もうとしない人
経営者が「チャレンジの機会」を与えても、それを活用しようとしない人がいる。ピンチをチャンスと捉える能力が「経営社員」には必要。
②変化を恐れるタイプの人
環境変化を味方につけようとする、という意識が大切。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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