雑談の勧め(Day4)「関係構築の武器かも?」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

「雑談の勧め」というタイトルで書き綴っています。

今日はDay4、
【4.雑談は人間関係の構築ツール】

職場の部下たちの「仲間入り」するために、私が試みたのは

「部下一人一人の話を聴く」

ということだ。

当たり前?

と感じるかも知れない。

部下たちの話、というのは仕事に関する話だけではない。いやむしろ

仕事とは無縁の雑談、世間話

を丹念に聴く、ということである。

通勤電車の車内での出来事、天気の話、昨晩観た歌舞伎の話、お隣さんのごみの出し方について........

女性部下たちはこういう話が好きだ。

「こういう話をする意味や目的は何か?」

と私は何回となく考えた。

しかし当時の私には、どう考えても意味や目的を見つけられなかった。後からやっと分かったこと、それは、

「話をすること自体」に意味や目的があるからだ。話をしてその成果として何かを得ようとしているのではない。話す行為自体に目的がある。

これは後々、コーチングを学ぶことでなお一層、腹落ちした事実だ。「オートクライン」という現象である。

そして、この理論を理解することで、仕事から帰って妻とする会話で、喧嘩になる頻度が激減する、ということもその後、体験することになる。

よく妻から

「いやいや、私はそんなことは訊いていない!」

と返答された。

「え?だって困っているというから、疲れている頭をフル回転させて、こうした方が良い、あういう方法で解決できるかも、って提案してあげているのに!」

こういう会話は妻と結婚して以来、何万回となく繰り返されてきたのだ。

それが激減したのだ。

従って、部下たちとの雑談を「楽しむ」ためには、こちら側も心構えと工夫とが要る。

・「えー、そんなんだ!」
・「うんうん、その後は何が起きたの?」
・「今度、また教えてね!」

・「そうじゃなくて、こうなんじゃない?」
・「そういう時は、こんな風に対処すればいいんだよ!」
・「俺なら、こんな風に理解するな!」

どうだろうか?前半3つが適切な反応・返答、一方、後半3つはNG対応。

違いが分かりますか?

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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雑談の勧め(番外編)

雑談???
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

「雑談は無駄だと思っていませんか?」

こんなテーマでブログを纏めようと考えています。そこで全体の流れや章立て、伝えたいポイントを纏めてみようと思います。

1.伝えたいポイント

(1)雑談は無駄ではなく、「有用な」関係性構築ツールである。

(2)効果を考えて、戦略的に取り組むべきコミュニケーション方法


2.全体の流れ・起承転結

(1)起
①雑談というもの
②コロナ下における影響

(2)承
①自分の苦い体験をエピソードとして伝える。

(3)転
①エピソードから学んだこと・気が付いたこと。
②「雑談」の戦略的活用法

(4)結
①基本は「お互い」を知る・関係構築のツール
②戦略性も大事だが、相手に対する「興味」の重要性
③雑談を「楽しむ」という発想が必要


3.留意点

(1)何気ない世間話にも「導線」を配慮する

(2)継続するためにはテーマ選定に配慮が必要。関係性を少しずつ「広げる」「深める」テーマを提示することが必要

(3)他人の話ばかりを聞き出さない。お互いフェアな関係構築のために、自分からの自己開示も積極的に!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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ガーデニングはしないけど....今朝、気付いたこと

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

何気なく目をやると、知らないうちに色々な草花が元気になっている。

私の妻は「ガーデニング」好き。

花も野菜も何でも手掛ける。どんなに忙しくしていても、毎朝必ず庭へ出て「何か」手入れしている。

そのお陰で我々家族は、目を楽しませてもらったり、そして、お腹も!楽しませてもらっている。

有難いこと!

人は自分の関心事に、周りの人が関心を持ってくれないことを、寂しく感じたり、残念に思ったりするもの。

私は自分の仕事のコーチングの話を、妻には余りしない。それは恐らく関心が無いだろうな、と感じるから。他人に何かを押し付けたりするのは私は好きではない。

一方、妻はガーデニングの話を頻繁にする。

私は関心が無いわけでは無い。優先順位が妻と異なるだけだ。

でも、これは「自分視点」の理由、言い訳に過ぎない。

賑やかになってきた我が家の、いや妻の庭、を眺めていて、こんなことを感じた朝であった。

ではまた明日!
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今日のランチは、レトロな店で「オムライス」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

今日は昨日とは打って変わって、カラっとした晴天。蒸し暑い昨日とは違って、吹く風が涼しく心地よい。

という訳で、思わず散歩に出かけ、おまけにランチは久しぶりの外食。

最近はコロナ下ということもあって、仕事も自宅。従って昼食も、自宅で済ますことがとっても多くなった。

実は一度、行ってみたいと思っていた店が、自宅近くにあるので、そこに立ち寄ることにした。

昭和の匂いがまだ残る、ここは「漫画喫茶」か「学生街の喫茶店」か?

「マスター、初めてこの店に来たのですが、お勧めは何ですか?」

空かさず訊いてみると

「オムライス!みんな、よく注文してくれるよ!」

との返答。

ということで食したのが、この写真のオムライス。

全く奇をてらっていない、その名の通りのオムライス。

良くも悪くも「癖がない」味。

でも、昭和の味を堪能しました。

そして味わったのは、店の雰囲気だけではなく、煙草の匂いも!

今どき、店内で煙草を吸って良い洋食屋やお店は珍しい。

私は吸わないですが、愛煙家には堪らない溜まらないだろうな、食後の一服。


ではまた明日!
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雑談の勧め(Day3)「コトでは無く『ヒト』に目線を向ける」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

「雑談の勧め」というタイトルでシリーズで綴っています。

私の体験をエピソード化してお伝えしております。今日は前回からの続き、

【3.女性部下の仲間になるためには】

です。

私のコーチとの関係や会話を思い出しながら、私はふと気が付いた。

「なぜ私はコーチに、あれほどまでに自分の色々な話が出来たのか?」

私はそれまでは自分の悩みや愚痴を他人に話すことは嫌いだった。それは一種の「敗北」だと感じていた。

弱みを見せることは自分の無能さや至らなさをさらけ出すことで、職場でのリーダーとして、家庭の大黒柱として、そして立派な大人として、自分にとってはあり得ない選択だと強く思っていたのだ。

そんな自分が「赤の他人」であるコーチに、後悔や残念な気持ちをあれほどまでに吐露できたのは何故なのか?

それは

コーチが「私と言う人間」に興味を持ってくれたから。

一方、今の私はどうか?

職場で忙しそうに立ち働く部下たちに、入社早々、

「この経理処理は、どのような根拠でしているのか?」

と、ぶっきらぼうに問うた新参の経理課長。彼女たちにはどう映ったのか?

もちろんこれは仕事だ。職場における上位からの指示で動いている業務だ。そんなことは彼女たちは重々承知のはず。

しかし、そういう時限とは異なる話。

「そうだ、まずは部下たちの話を聞こう!彼女一人一人を知ろう!」

そこから私の仕事が始まった。職務記述書には全く書かれていない「新たな業務」が。


次回、【4.雑談という名の強力なアプローチ】に続きます!


ではまた明日!
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雑談の勧め(Day2)「私のドキドキ初コーチング体験」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

【2.私の初コーチング体験】

その会社に転職が決まる時期に前後して、私はクライアントとしてプロコーチからセッションを受けていた。

「コーチング」なるものを受けるのが初めてだったこともあって、最初は緊張、というか「身構えていた」と表現した方が良いだろう。

どんな風に取り扱われるのだろうか?自分はどうなるのだろうか?質問になんて答えれば良いのか.....

こんな心配は、セッション開始後の10分で吹き飛んだ!

自然体で良いのだ。何を話してもコーチは私の話を聞いてくれる。それも単に聞いているだけではない。最大限の興味や関心を持ってだ!

そして、良いことばかりではない。

失敗や自分の至らない点、恥ずかしい部分・残念無念に思っている話も含めて、さらけ出して大丈夫という雰囲気。

その時私が、コーチングから得た感情は

「肩の荷が下りた」

だった。

他人からの期待やこうなっているべき、などの虚像を自分のありたい姿だと思って、思おうとして進んできた。

そうではなく、もっと「自分らしく」あって良い。

「それで、砂村さんはどうありたいの?」

最初はなかなか答えられない問いに、段々と少しずつ、答えられるようになってきたのだった。


職場で楽しそうにおしゃべりをしながら働く女性の部下たちをぼんやりと見ながら、私はコーチとの会話を思い出していた。

「それにしてもあの時コーチは、私の話をとことん聞いてくれたな!」

セッションが2時間に及ぶことはざらだった。気が付くと私が殆ど話していることに気付く。

「どうしたら彼女たちが新参者の私を『仲間』だと思ってくれるのだろうか?」

この問いが頭の中をぐるぐるしていた。


次回【3.女性部下たちの「仲間」になるには】に続く!

ではまた明日!
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雑談の勧め(Day1)「転職先で出くわす『試練』」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

「最近、雑談というものをすることがめっきり減りましたね!」

と懇意にして頂いているあるお客さんが、ぼそっとこう呟いた。

「当たり前なのかも知れません、このコロナ下では。社員は殆どがリモートワークなので。」

こういう話は実は、昨今珍しい話ではなくなっている。

「そうですね!一方、雑談というものは一見、無駄にように思えるけど結構重要なものですよね、特に職場においては!」

と返答した私だが、昔の自分を思い出して心の中で苦笑いをしていた。実は私は以前は雑談が重要だとは思っていなかったのだ。

【1.私のエピソード】

「この経理処理だけど、どうしてこういう計算をしているのですか?理由とか根拠を教えてもらえますか?」

転職したての外資系企業で私は、部下の女性に問い掛けた。

「海の向こうの内部監査から質問が来ているのです。」

こう説明を加えると少し身構えた彼女は、

「はい、こういう計算式で算出するように前任者から引継ぎました。なのでそれに従って計算しています。何か問題がありますか?」

「???」

彼女が嘘をついているとは思えないし、ましてや私を担ごうと意図した返答とも思えない。しかし、このままの答えを本社の監査人に送る訳には行かない。

「そうじゃなくって、なぜそういう計算式で算出するのか、その根拠を知りたいんだよ。それじゃ説明になったいないじゃないか!」

入社したての私は、何とか成果を上司に見せるために焦っていたのかも知れない。思わず声を荒げてしまった。これに呼応するように彼女も、

「だから、今言った通り、そういう風に前任者から習ったようにやっているだけです!」

その時私がふと思ったことは、

「あー、自分はまだ彼女たちの『仲間』じゃないな!」

どうしたら彼女たちの仲間になれるのか、それも一刻も早く!

10人の女性部下を抱える経理課長として、自分は何から始めなければならないのか?

この会社の経理システムを理解するより、先にすべきことがあるように感じたが、それが何かは、すぐには分からなかった。


次回【2.私の初コーチング体験】に続く!

ではまた明日!
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#coaching #コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #仲間 #職場 #銀座コーチングスクール #雑談

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久しぶりに母校大学院の「ケースメソッド授業」に参加

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

久しぶりに一昨年修了した大学院、名古屋商科大学大学院ビジネススクール(NUCB)を訪れる機会がありました。

所属しているネットワーク活動の一環で、同窓生のケースメソッドの授業に参加してきたのです。

ケースメソッドの授業?

はい!NUCBの授業は講義型のものではなく、全てこの「ケースメソッド」によるものです。ケースメソッドとは、

・実際に起きた特定の事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す教育手法。

・「ケースメソッド」は意図的に構成された教材を用いて、学習者同士の討議を繰り返すことで実践力を身に着ける。

・「あなたが社長であるとして、目の前に山積する経営課題をどう解決すればよいか」

自分だったらどうするかという姿勢で知識や持っている情報を「使いこなす」訓練である。

このケースメソッドは、1920年代にアメリカのハーバード大学のビジネススクールで開発されました。実践力を養成する=経営スキルを身に付けるための教育手法とも言えるため、世界各国のビジネススクールで実施されています。

事例を自分事の捉え、自分の持つ経験・スキル・直感などあらゆるリソースを駆使して、最適解を考える。

そして参加している各人が考える最適解を開示し、それについて議論することで、新たな学びや気付きを得る。

その知見を、我々が実社会で遭遇する課題解決に役立てる。

今日もとっても「脳みそ」の活性化に役立ちました!

ではまた明日!
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「後継者を育てる」のは簡単ではない

後継者?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

ある知り合いの会社からこんな悩み、そして要望が飛び込んできた。

「そろそろ自分も定年。後継者を育てる必要がある」

「でも、それをどうやったら良いのか?また後継者さえ決まっていないし、後継者を必ずしも一人に限定している訳ではない」

なるほど!

さてプロコーチとして、そしてコンサルタントとして、我々は何が提供できるのか?

今日はこの辺りを「セルフ・ブレインストーミング」で、色々と考えてみたい。


1.そもそも

「そもそも今回のご要望でお客様は、何を得たいのか?」

「研修・ワークショップが完了した時に、後継者と目されている参加者は何を持ち帰りたいのか?」

(1)自発的に考える姿勢・マインドセット

(2)経営という視点で工場全体の方向性「Big Picture」を描けるようになって欲しい

(3)数字を活用したマネジメント

(4)予算編成全体のプロセスの理解

(5)何を以って「後継者が育成できた」と言えるのだろうか?「どういう条件が揃ったらバトンタッチをするのか?」


2.上記に基づいて、こちらから提供できるものや視点(課題意識の醸成も含む)

(1)会社全体の方向性や理念・ビジョンとは何か?

(2)事業戦略策定プロセスの基本(PEST/3C/SWOT/自社事業の定義など)

(3)工場は事業活動を支える一つの機能。理念・ビジョンに従って検討されるもの。

(4)工場としての果たすべき役割とその評価基準は何か?(PDCAの理解)

(5)自分たちの工場としての「ありたい姿」のイメージ化・言語化

(6)予算作成プロセスを理解することで、工場全体のValue Chainを理解し、参加メンバーお互いの関係性や協力体制を理解する・見直す

(7)そもそも経営数字の見方・活用方法とは?

(8)「数字による管理とは?」「予算編成の構成物とは?」の基本理解


3.我々の関わりで、参加メンバーの中に残って欲しいもの・持ち帰って欲しいもの

(1)事業戦略・会社全体の方向性と自分の役割との関連性を理解する姿勢

(2)世の中の動きと自社・自工場の方向性との整合

(3)目先の事柄と将来の事柄とのバランス(緊急 vs. 重要のマトリックス)

(4)何を残すべきで、何を変更すべきなのかを考える視点

(5)自分が自分の「上司の上司」だったら、どう考えるのか?という視点


ここまで書いて気付いたのは、上記項目を白い大きなキャンバスに連関図・マインドマップ的に描いてみると全体像が見えるように思いました。

ではまた明日!
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実家で「ケアマネ」にご相談

三者会議???
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

先日、実家の父のデイサービス施設の見学に付き添って出かけてきた。その時珍しく父が

「ここは面白そうだね!」

と呟いた。その気が変わらないうちにと思って、その見学の直後に早速、ケアマネにアポを取ったのだ。

そのケアマネ、正式名称は「ケアマネージャー」、と父と私とで三者会議が先程終了した。

何とか話に、決着が付いて良かった!

これが偽らざる感想。今日今日の話をひっくり返されては元も子もない。

これで今晩は、ゆっくり寝れそうだ!

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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