Apr
10,
2022
ICF講座(Day2)「Core Competencies」
昨日はICF講座の二日目、
「Core Competencies」
について学びました。つまり
ICFが考えるコーチングとは?
を具体的に言語化したものです。
今回の講座で印象に残った内容は以下の通りです。
1.クライアントの合意・契約が重要。
2.コーチとクライアントとはパートナー関係。従ってセッションのテーマやゴール設定はもちろん、セッションも進め方もクライアント主導で決定していく。
3.明言している訳ではないものの、「GROWモデル」よりは「傾聴モデル」でのセッションが相応しい。
4.コンサルティングやセラピー(心理カウンセリング)とをきちんと峻別し、これらをコーチングを含めない。
5.コーチング・マインド(英語ではCoaching Mindset)を体現する。
6.クライアントの考える成功の定義や尺度・計測方法を確認する。
7.セッション中に頻繁に「ここまで話してみて何を感じますか?」及び「この後、何に焦点を当てて話して行きますか?」と、セッションの主人公はクライアント、進め方などもクライアントに確認しながら進める。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
9,
2022
今日はお寺で厄払い!
基本的に私は、余り信心深くないこともあって、全く意識していなかった「厄年」。
しかし先日ちょっと出かけた際に、たまたま立ち寄ったお寺の境内の看板に
「昭和37年生まれ 本厄」
え、そうなんだ!
道理で最近、体調もあまり芳しくなく、また色々なことが期待通りに進まない、と感じ始めていたのです。
「やっぱり必要かな、厄払い?」
ということで自宅からほど近い
「深大寺」
で厄払いをしてきました。
「これで今年は、全て安泰!」
という訳ではないですが、胸のつかえがちょっぴり取れた感じ。
とにかく今年は、結果を急がず、物事にじっくり取り組んで行こうと、改めて思いました。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
8,
2022
佐伯夕利子著「教えないスキル」を読んで(Day7)「指導者はファシリテーター、選手が学ぶ環境の一部である」
最近、嵌まっている、というか正確に表現すると「研究対象」にしている
「メンタルコーチング」
私はこれまで、ビジネスパーソンを対象にコーチングサービスを提供してきました。従って、アスリート向けのコーチングは新たな領域。
プロコーチ仲間から、有難いことにお声がけを頂いたので、これも何かの「啓示」。
昨年は東京で、そして今年は北京でオリンピックが開催されていることもあり、コーチング業界としてはホッとな分野です。
しかし研究とは言っても、先ずは一人で出来ることということで、メンタルコーチングに関する書籍を読み漁っています。
今日は読了した書籍の中で、感銘を受けたものをご紹介していきます。
それは
佐伯夕利子著「教えないスキル」
タイトルもさることながら、この本の内容は「衝撃」です。
副題が
「7つの人材育成術」
とあるので、7つの育成術を一つずつ取り上げていきます。今日は、育成術の五つ目です。
なおその際、佐伯氏がこの育成術を確立していく過程で、メンタルコーチがどのように関わってきたのか? メンタルコーチの視点も含めてお伝えしていきます。
【7つの人材育成術】
6.「教えないスキル」を磨く(centered)
(1)子供を叱ってやらせても、その場所は子供たちが成長できる「心地よい学びの環境」にはならない。ガミガミと怒られながら「何もわかってないね」などとネガティブなメッセージ満載の空気の中で、学ぶ意欲が生まれるはずがない。
(2)指導者=ファシリテーター!
「選手の学びの機会を創出するファシリテーターが指導者であるのなら、その学びの機会を享受する選手は活動の主体。つまり選手が主語であるべきだ」
(3)「教える」は、指導者や上司が主語。一方の「学ぶ」は選手や部下が主語。指導者はあくまで選手の「環境」の一部。
(4)従って、手取り足取り教える代わりに、選手が心地よく学べる環境を用意し、学習効果を高める工夫をする。「教え方がうまい」といった指導スキルではなく、選手が学べる環境をつくることが育成術の生命線。
(5)考える癖をつけることに重きを置き、考える余白を作る。一方的な指導をせず、問いを作ることに心を砕く。選手たちが「学びたい」と自然に意欲が湧くような環境を整備する。
(6)伸ばしたい選手・相手を主語にすれば、誰しもがその相手のために心地よい学びを作ろうとする。誰しもが工夫を始める。
(7)「学びを生む環境の創出力」と「学びの機会の提供力」を問い続ける。「心地よく、かつ失敗できる環境を提供することこそが、選手にとっての学びのチャンスになる。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
7,
2022
自社の「ビジョン」と「パーパス」を再考する(Day4)「再度『ビジョン』を検討する」
ここ最近、自分の事業の「ビジョン」のことが気になっている。そこでコーチから、セッションを受けることにした。テーマは
「自分のビジョンを再検討する」
ここで自社とか、自分の事業、としていないことも実は重要なポイント。なぜなら
事業とはビジネスというと、実現できそうか、とか、金額や規模などの「定量的」な観点が頭をよぎって、どうしても自分が出来そうなイメージしか湧いてこなくなっているような気がする。
そこでもっと
「夢物語でも、ほら吹きでも良いので、自分で出来るかどうかを先ずは度外視して、壮大で、ビッグなビジョンを言語化したい」
とコーチには伝えて、セッションを進めてもらった。
つまり野心であり、一緒の「野望」である。
セッションの中で出てきたキーワードを列挙すると以下の通り。
・自分と心意気を同じくする人を見つけたい。
・心意気を同じくする人は、私が付き合いたい、一緒に何かに取り組んで行く人。
・社会に影響力を持つ人に影響力を持ちたい。
・社会に影響力を持つ人とは例えば「経営者」「教師」「政治家」。
・自分の子供たちを含めて次世代へ「生きやすい世界」「やりがいを感じられる社会」を創りたい。
・社会に良い影響力を持つ大人を増やしたい。
・「何をするか」より、「誰とするか」が重要。
・自分一人ではなく、仲間と一緒に、より上のレベルのことを成し遂げたい。
・より高い視座に立って、自分の残りの人生や生き方を考えた上で、ビジョンを再構築したい。
・場所を日本とか、ニュージーランドとか限定せず、地球規模の視点でビジョンを考えたい。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
7,
2022
日和もよろしく、今日は庭木の剪定を!
今日は朝から暖かい!午前9時で既に17℃くらい。
「今日は垣根の剪定しようか?」
「にやっ」とした視線をこちらに投げる妻。
もう逃げられない。今日はたまたま午前中は仕事が入っていない。
「お、いいよ!」
陽気が良いと感じるのは人間だけでは無いらしい。草木も同様、ここ1~2ヶ月でぐんぐん伸びているように感じる。
「新緑のいい季節よね!」
私はあまり得意ではないこともあって、家庭菜園やガーデニング、庭木の剪定はなるべくタッチしないことにしている。これらは妻の領分。
「今日は先ずは、高さだけを合わせて、残りは後日。二回に分けてやれば、そんなに大変じゃないよね?」
私の気持ちを察したのか、すっと助け舟を出してくれた。
「あー、そうだね!」
いつもいつも避けてばかりでは申し訳ない。出来る手伝いはしようと思っている。そして今日は陽気も最高。
二人で協力したお陰で1時間半くらいで、綺麗に仕上がりました!
妻も短時間でこの出来にご満悦のご様子。良かったね!
でも次回はいつだろうか?
今日の今日ではなく、出来れば前もって言ってくれたら、もう少し気持ちよく手伝えるのだけど.......
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
6,
2022
今日は両親と一緒に、一日「実家」デイ!
今日は一日、実家で両親に付き合って色々。
先ず午前中は父。ケアマネから紹介されたデイサービスの施設を見学。
これまで頑として行こうとしなかった父。しかし88歳の誕生日を迎えてから、さすがに一人で出かけられなくなってきた。
母と四六時中、顔を合わせているのも息がつまるのかも笑
初めて私もこういう施設を見学した。広くて明るく、過ごしやすい気がしたが、通うのは私では無く本人である。
週に一度でも二度でも通ったら、気分転換にもなるので、是非通って欲しいと思う。
そして午後は母。
この間突然私の携帯に母から電話があった。スイミングスクールのコーチを長くしてきたこともあって、結構アグレッシブな母。しかし何時になく、声に元気が無かった。
「一緒に病院について来て欲しい。」
医者から検査結果を伝えるから、家族を連れて来るように言われたのだ。
私の妹も心配して、午後3時のアポイントメントに駆けつけてくれた。
医師はMRIの結果映像をモニターに映し出しながら
「うーむ、これなら問題ないですね!ちょっとくぐもったように見えましたがました、回転させて見てみると特段異常はないです。」
良かった!
朝から夕方までほぼ一日掛かったが、色々進展があった。
とにかく、父と、そして母の、安心してした表情を見て取って、両親と一日、一緒にいて良かったと思いました。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
4,
2022
娘と読み解く「就職四季報」(Day2)「大企業 vs. 中小中堅企業」
「ねえ、お父さん、会社ってどんな風に選んだらいいの?」
という問い掛けから始まった娘の就活。
今4月に大学院へ進学した末娘。建築学を大学で専攻して、同じ大学の大学院へ進んでいる。
「え、まだじゃないの?まだ大学院1年なんだから....」
「就活」というもの自体に不安を感じていることに加えて
「会社って何か?」
という疑問を感じているらしい。
ということで、一緒に「会社研究」を始めることになったのだ。
今どきはずいぶん便利になったものだ。
「就職四季報」
なる書籍まで用意されている。
娘はざっと目を通したらしい。しかし、
「この四季報って、どう使ったらいいの?」
と泣きついてきた。それはそうだね!
「大企業が良いのかな?それとも、それに拘る必要は無いのかな?」
素朴でありながら、なかなか深い質問である。私は娘にこう問いかけた。
「大企業って、どんな会社だと想像している?」
「そうだね、とにかく有名、誰でも社名を知っている!それから、広告をバンバンしている。社員が一杯。こんなイメージかな?」
「なるほど!じゃ『有名である』ということと、そこで実際に働く社員たちの気持ちとはどういう関係がある、と思う?」
これは将に「コーチング・セッション」になってきた!
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
3,
2022
「上質な会話」が人を動かす(Day2)「何気ないけれど、大切な視点」
職場に限らず、違和感を感じる会話に遭遇することがあります。
仕事に纏わる話題であればある程度、方向性は見えているだろうし、論理的に話が展開すると想像されるので、比較的扱いやすいような気がします。
むしろ難しいと感じるのは
「家族間での、何気ない会話」
思わぬところ地雷が隠されています。
そもそも、お茶の間で交わす会話に「目的」というものが存在していないことが多いように思います。正確に表現すると、会話を始める段階では、です。
「今日は一日、雨なんだって!出かけるのに面倒くさいよね。」
この発話の内容に大きな目的は無いように感じます。単純に発話者の気持ちを吐露しただけのようですね。
従って、これに対する応答は
「そうね、面倒くさいわね!」
と共感するだけでよいはず。もしくはもう少し踏み込んで
「私も今日は出かけなければならないので、本当に面倒くさいね!」
と「I(アイ)メッセージ」で同調すれば何ら違和感はないはずです。
もしくは、こういう返答もあり得ます。
「そうね!でもこういうお湿りの日もあるよね!最近晴れ続きで乾燥していたから。」
相手の気持ちや関心事が何であるかときちんと把握して上で、共感、もしくは共感した上で「異なる視点」を提供する方法です。
もしこの発話に対してこんな返答をしたら、どうなるのでしょうか?
「あなたはいつも文句ばかり言っているよね!それから、色々な用事を入れ過ぎているのよ。少し余裕を持ってスケジュールを入れた方がいいんじゃない?」
ひょっとしたら、この返答は事実に基づいていて、的を得ているのかも知れないです。しかし、この返答から何が生み出されるのでしょうか?
こんな些細な会話から、大切な視点が色々と見えてくるように感じます。
・発話者の「目的」の有無、又は目的を理解しようとする心掛け
・会話が展開する途上で会話の目的が定まってくる可能性への配慮
・「相手の関心事」に関心を持つ
・相手を「応援する」「励ます」マインドセット
・返答の基本は「共感」と「ノージャッジ」
・「事実」と「解釈」の峻別
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
2,
2022
「ICF倫理規定」を学ぶ
ICFのコーチ資格を受検しよう!と思い立った今年。
コーチングのセッション実技は大切であるものの、一方プロコーチとしての活動を支える様々な規定が準備されており、さすがICFはグローバルな団体、世界中のプロコーチの指針となるものを提供している。
もちろん、この規定を理解していることがICF資格を取得することの要件である。
今日の講座で学んだことは
1.倫理規定
2.ICFのセッションとは?
1.「倫理規定」で得たポイントやキーワードは以下の通り。
(1)コーチングとは?
ICFが定めるコーチングだけを「コーチング」と見なし、それに該当しないものと峻別するように定めている。例えば、コンサルティングやセラピーやカウンセリングとは異なることを強調している。
(2)利益相反
今後ますますプロコーチが活躍する場面が増えることに伴い、利害関係者が増えることを想定。関わる複数の人たちの利害の関与に配慮するように、とのこと。
(3)合意や契約
コーチングはクライアントが飽くまで主役、従ってクライアントとの「合意」や「契約」という点に力点が置かれているのがいかにも欧米風。しかしこれは当たり前のグローバル・スタンダード。
2.ICFのセッションとは?
ICFで期待されているセッション力を体感するために「デモセッション」を見せてもらった。私の印象・感想は以下の通り。
(1)セッションの進め方は、クライアントが主体、即ちクライアントに決めてもらうように誘う。
(2)コーチ側がリードしたり、質問などで導いたりせず、コーチ側は「沈黙」しクライアントを「傾聴」することに徹するセッション。
(3)クライアントに「成功の定義」をきちんと確認する。
(4)クライアントの感情を訊く。
(5)数少ない質問ではあるが、シンプル。
(6)セッションの最後では、きちんと行動の明確化・言語化を促す。
(7)「GROWモデル」に代表されるストラクチャー型のセッションではなく、「傾聴型セッション」である。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Apr
1,
2022
「桜吹雪から、ご近所づきあいが始まる」といいな!
毎年のことではあるが、桜が咲くころになるとなぜか、風が強く吹く日が多くなるような気がする。
季節の変わり目なので、気象学的には当然の事なのかもしれない。しかし散ってしまう桜を観るのはとても残念に思う。
我が家の2階のベランダから、目の前にそびえる桜の木。お向かいのお宅の桜も少しずつ、しかし着実にその花びらを落としつつある。
「桜の花びらって、結構固くて丈夫なので、ちゃんと掃き掃除をしないとダメなのよね!」
気合を入れて箒で掃く妻の言葉を、私は半ばうわの空で聞いていた。
お向かいのお宅のご主人は最近殆ど毎日、丹念に掃き掃除をしていることを、私は気が付いてはいた。
「こうやって桜を毎年鑑賞できるのも、お向かいのご主人が、桜の木のメンテナンスをしてくれているからだよね!」
と私が呟くと
「そうよね!それも無料で、観たいときはいつでも!」
と妻も応える。
私は思い付きでこう続ける。
「この界隈のご近所同士で協力して、この桜の保存会を作った方がいいんじゃないか?」
近隣との付き合いに、どちらからと言うと後ろ向きの妻が珍しく、
「それは良い方法ね!気持ち良いご近所づきあいが、少しは広がるかも?」
こんな会話をしていくうちにも、着実に桜は散って行ってしまう。このタイミングを逃してしまうと、ご近所に声掛けの機会がまた来年になってしまうかも知れない。
「いつ、それをやりますか?」という心の声が聞こえた。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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