昭和40年頃から<下北半島・むつ小河原地区>で、土地買収ブームが始まった。 <大手不動産会社~大手ゼネコン>を筆頭に、首都圏で山林を売却した<成金地主~富裕層他>が、多数参加して大騒ぎになった。 <下北に100万人都市構想>を計画??具体的には <全国一の石油コンビナートの予定地>と、宣伝され普通なら買手のつかないような土地が高額で取引された。 知り合いの不動産業者は<不見転>で、大規模に購入~後日現地を確認して登記 立っていられないくらいの強風・地吹雪で参ったとこぼしていた。 数年 <塩漬け>にしていたが<東京電力の下請け企業>に、売却したようだ。 青森県でも、第三セクターの<むつ小川原開発公社>を、つくり売り渋る農民の説得に、<自治体の公務員>も参加・戸別訪問にも協力したようだ。 突然、交通の便?を理由に、国の方針が変わり<コンビナート計画>が、挫折した。 残ったのは使い道のない広大の土地と土地購入に使われた巨額の資金 借入金で購入した人の中には倒産する人も続出した。 意気消沈していた地区が、いつの間にか息を吹き返し<原子力関係の施設>の計画が浮上してきた。 <補助金狙いの市町村>が、登場してきた。 今頃気が付いても遅い。 <孫子の代>まで考慮しなかった?行政や住民が泣いている。