著書名~ <地方創生ビジネスの教科書> 監修・解説~ 増田 寛也 さん・・元岩手県知事~元総務大臣 発行所~ 文芸春秋社 <地方消滅から~地方創生のビジネス>へ 全国の市町村の半分が消滅の可能性がある。 逆境をバネにして、地方に活力を取り戻そう、持続可能な町づくりを推進しようとする取り組みが、全国各地で始まっている。 地方には、まだ手つかずの資源がたくさん残っている。 それを眠ったままにしておくのは、あまりにももったいない。 新たに発掘した資源をもとに開発した商品は、長らく注目されていなかっただけ分だけ伸びしろが大きく、競合も少ない。 地方の10か所の成功例が紹介されている。 小生が最も注目したのが・・ 第1章・・ 世界が注目する<ハイテク蜘蛛の糸>を開発・・ <山形県・鶴岡市のバイオベンチャー・スパイダー・・代表~関山 和秀さん> 強度は鋼鉄の4倍、、ナイロンより柔軟性はあり、耐熱性は300度・・<鉄~プラスチック~ガラス>などに続き、<素材の分野>における一大イノベーションの可能性を秘めた、<夢の素材~QMONOS(蜘蛛の巣)>だ。 石油に依存せずにつくることができるため、エネルギー問題解決の観点からも熱い期待が寄せられている。 自動車部品だけでなく・・<飛行機、船、電子機器・・脱石油の物づくりり>が可能になる。 素材としてのポテンシャルが高く、用途の可能性は無限に広がっている。 鶴岡市は、2000年始め広大な土地を提供して慶応大学を誘致した。 ITを駆使した生命科学の新しい分野の研究拠点として<慶應義塾大学先端生命科学研究所>、が設立された。 関山さんはこの大学の学生のときに起業し、10年以上にわたって育ててきたのが<スパイバー>なのだ・・ 東京に拠点をつくろうかという話は何度か出ましたが、その都度却下しています。 鶴岡に一極集中ということで落ち着いています。 その他の成功事例でも・・驚くよう茄成功例が紹介されています * 被災地発、IT高級イチゴで新市場を切り開く<宮城県・山元町> * 肌感覚のマーケティングで、献上栗のブランドを復活 <熊本県・山江村> * 本州一人口が少ない村が、<じゃばら>で大儲け <和歌山県・北山村> * 有名デザイナーを迎え、<白いタオル>で世界へ <愛媛県・今治市>