書籍名~ <胃がんでいのちを落とさないために> 著者~ 浅 香 正 博 (あさか まさひろ) 医学博士 出版者~ 中央公論新社 浅香さんの専門は消化器病学~臨床腫瘍学で消化器系がんの第一人者です。す) 小生がびっくりしたのは・・ <胃がんは感染症だった!>と言うショッキングなタイトルでした。 浅香さんの話では・・ピロリ菌による胃がんは98%にも達し、すなわち胃がんはピロリ菌による感染症という・・ 10年で50万人の患者を救う・・ わが国では現在 <胃がん>でいのちを落とすのはもったいない時代に入った。 世界に例を見ない、健康保険適用による <胃がん撲滅プロジェクト>がある。 小生は50数年前に<胃潰瘍>の手術を2度繰り返し・自律神経のバランスが崩れ3年余り浪人し・・以後生き方を変え・・肉体労働を断念して<不動産業界>で50年生き延びてきた・・ 当時は<ピロリ菌>等は発見されてなかったのでやむを得ぬ<治療法>だった。 浅香さんお説明から・・<ピロリ菌>が胃がんの原因の1つ、と言うレベルではなく大半はピロリ菌によるものだったのです。 このピロリ菌が胃がんの原因であることを証明することがいかに困難であったか・・、その苦労が多く書かれています。 * 結論として 胃がんがピロリ菌による感染症である以上、原因菌であるピロリ菌を除菌すればいいのです。 それによってあなたも私も胃がんになる確率は格段に減ります。 胃がんで命を落とすこともなくなるのです。 大変心強い言葉です・・時々<健康診断>等を受診して未然に防止する必要がありそうです。
Posted at 2016-03-17 17:30
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Posted at 2016-03-18 00:33
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