<真の安全保障を考える>
Apr
11
著者~ 丹 羽 宇 一 郎 さん~ (元) 伊藤忠商事会長~ (元) 中国大使
出版者~ PHP研究所
丹羽さんは民間出身で初めての駐中国大使でした・・
小生も官僚と違い・・思い切った行動をして頂けると期待していましたが・・
<歯に衣を着せぬ発言>が、問題になり惜しくも退官された。
その後は外交に素人の小生から見ても・・裸で交渉できな い<官僚達>のへっぴり
腰で<日中両国関係>は、ぎくしゃくしている。
<裏表紙から・・>
地球の人口は倍増し、温暖化も進み、食料や水の枯渇リスクも高まってきた。
たしかに最近、日本でも頻発する集中豪雨や巨大化する台風などの“地球の反乱”には、私たちの想像をはるかに超えるものがある。
にもかかわらず <なんとかなるさ>と、知らん顔を決め込んでいる人間は、傲慢すぎるのでは・・
昨冬のCOP21では、世界196の国・地域が温暖化に対する取り組みで合意に達したが、いまこそ、人類の英知が試されるときである。
丹羽さんが自らの商社マン時代、中国大使時代の体験も踏まえ、人類の未来を展望し、真の安全保障を考えを述べています。
<興味を引いた個所から>
2020年に開催される東京オリンピックは、日本で一番暑い時期にあたる8月上旬<男女のマラソン>が予定されている。
近年東京は<猛暑日続き>で、観測史上の記録を更新している・・
炎天下の路上を走る<マラソンや競歩>は、高湿度に慣れていない外国人選手をはじめ棄権者が続出し・・レースにならない可能性もある。
<太陽光パネルを宇宙に飛ばす・・太陽光発電システム>
冗談ではなくまじめに論議され始めた・・
<太陽光パネル>を、人工衛星で飛ばし、宇宙で発電して地球に転送するという壮大な構想だ・・
あるいは、宇宙空間に多くの反射鏡を設置して、太陽光を遮断して気温上昇を抑えるというアイデアもある・・
小生が以前聴いた広義では・・宇宙から発電した電気を特殊なケーブルで地球まで転送し巨大な <パラボナアンテナ>で受電する??
温暖化で <ホッキョククマ>の危機・・笹が枯れて<パンダが>・・マングローブ林が海面に沈んで <トラ>が・・
その他・・盛り沢山の事例が並んでいました・・