朝日新聞・・<人生の贈り物・わたしの半生>・・歌手・小林 幸子さん * 恩師で作曲家の古賀政男さんが亡くなり、38年です。 思い出は尽きませんね。 行儀作法や言葉遣いを厳しく教えられたことです。 <悲しい歌は自分が悲しくて泣いて歌っては駄目だ> ともおっしゃっていました。 聴いてくださるお客さまに何らかのドラマがあって、その歌がお客さまの心の琴線に触れたとき初めて泣く。 歌い手が泣いてはいけないというのです。. <歌は語れ・・芝居は歌え> ともおっしゃっていました。 古賀先生は・<・悲しいときには人間は泣く。 涙がかれたら、人間はしゃがむ。 そのあとは立ち上がる> と言っておられました。 人生それぞれいろいろあるけれど、しゃがんだままじゃ駄目なんだ。 立ち上がるんだよ・・というのです。 <おもいで酒>のヒットは、古賀さんが亡くなった翌年でした。 先生が生きていて下さったら、<ヒット曲が出ました!>と直接ご報告できたのに。ご報告に行ったのがお墓だったことはとても残念でした。 小生は<東海林 太郎さん・藤山一郎さん他>の歌手を見て育ったので・・ <身振り・手振りや踊る・・>は、とんでもない・・ 職業歌手は、<プロ>なのだから堂々と歌え・・ 奇妙な踊りや奇抜な衣装は大嫌い・・ 歳を重ねても<童謡・唱歌>の延長です・・ NHKの紅白も<宮田 輝アナ~高橋恵三アナ>が卒業した時点で御終い・・大嫌い <小林幸子>さんの、浮世離れした衣装も大嫌い・・ ただし<幸ちゃんの おもいで酒>は,何とか歌える・・歌詞がたまらなくいい・・ 1 無理して飲んじゃいけないと 肩をやさしく抱きよせた あの人どうしているかしら 噂をきけばあいたくて おもいで酒に酔うばかり 小生は5年前に<C型肝炎・肝硬変>の治療を、始めた時から~完治した現在も・・ <断酒中>・・<思い出酒に酔う・・>ことができない。