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雪囲いをした庭園の池に緋鯉が悠然と泳いでいます
これ以上水温が下がると、深い場所で来春までジーっと
身を潜めているでしょう
日本には数多くの温泉があります
この山の麓には数箇所の温泉郷があり、鄙びた雰囲気の宿が
あちらこちらに並んでいます
昨日のお寺の隣りに公衆の温泉があり、向かって左側から
渡り廊下が存在しています
入浴料は大人¥150
透明なお湯が湧き出て掛け流しでカランはありません
少しぬるめですが、ノンビリと浸かると後で身体の芯から
温かさを実感できます
応接室から次の間は板張りとなり、現在は受付が設置されています
これから奥の部屋部屋は今回撮影しませんでした
機会があったら、全て取材して見ます
玄関の畳の間から、正面の唐紙の襖と左手の引き戸があり
襖戸で奥へと入れます
左手の引き戸で応接間に入ります
流石に応接間は良く出来ており、調度品も少なく作りつけの
本棚などが据えられて、すっきりとしたインテリアとなっています
玄関の上がり框の奥に3畳ほどの部屋となっています
昔は来客があると、この部屋に出て手を着いて挨拶をする
情景が眼に浮かびます
衝立の前に花が活けられていました
12月4日に玄関と庭を載せた旧日銀支店長宅を夜に訪問
内部を画像に納め数回アップします
この建物は昭和8年(1933)に建造された純和風建築物です
敷地面積は523坪、建坪は152坪の現代にしては大きな
敷地と建物です
この役宅を売却されることとなり、市が取得運営をNPOが
行なうこととなり、保存される事になりました
玄関を入ると、左手に穿った石に水を張り、葉を浮かべ室礼をしています
「地獄・極楽小路」
こんな名前の小路があります
向かって左の白い塀は12月3日にアップした江戸時代から
続く料亭
右手のレンガ塀(以前は3M位ありました)は刑務所のもの
現在はこの刑務所は郊外に移転し、塀を低くして残しています
琴、三味線の音色が塀の中まで流れたそうです
「地獄・極楽小路」の由来でした
旧日銀支店長の公舎が使われずに存在していた
取得を市が行い、運営をNPOが任され現在に至っている
古くなったものを簡単に廃棄処分する現代に警鐘を与えた
ただ、昭和初期から明治、江戸にかけての建築物は化成品や
プラスチック、石膏ボードなどが使われておらず自然素材が
使われている
現在、建築されている建造物は果たして保存する価値が
今後年数を経て見出せるであろうか
昨日の写真は公にされると困る側面があるのかも知れません
特に中央の人物(40)が「もし」本人であれば歴史を塗り替える事実が
ある可能性を秘めているからです
現在も過去も政治の中枢にいる輩は「都合の」悪い事実は
抹消するのが常道手段です
現在も防衛事務次官「M」氏に関連する事件は『記憶にございません』
で遁れる事を常套手段としていますが、そのような記憶力の不確かな
人物を国の中枢に据えている、この国の先行きが不安ですね
※「幕末 維新の暗号」加治将一著 祥伝社刊
にこの写真を題材とした事が書かれています
明治に移行する前に撮られた一葉の写真
ここに写された人物像の名前には想像を掻きたてられる
ある作者はこの写真を元に448頁の本を出版している
写真の解説には明治二十八年に、宗教家で歴史家の「戸川残花」は当時の出版物『太陽』に掲載したが、政界の圧迫を受け、やむなく
【佐賀藩の学生】
として掲載したとあります。
明日はこの写真に写っている人々の名前を載せます
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