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冬場の日本海は荒れる日が多く、漁師も波の穏やかな日に
舟を出します
今は「ミズダコ」の季節
松の板で作った箱を海底に沈めて、蛸の入るのを待っています
蛸漁は年々少なくなっているようです
この景気落ち込んでいる時期に、売れ切れとは驚きます
政令都市になると、独自の「宝くじ」を発売する事が
可能となる
今回、wahooが追っかけをしている、画人が描いた画を
載せた宝くじが発行されたので、売り場へ行くと既に売れ切れ
500万枚の発行で、一枚¥100
一等2000万円二本、その他
やはり、一攫千金を夢見る人が多いのでしょうか
昨年末からUSAのサブプライムローンの大津波を被った
世界経済は大きく様変わりをしたと、連日報道されている
アメリカ大統領の就任式が報道されても、株価が一時下落
相当、深刻な経済状況を反映している
果たして、100%報道通りであろうか、疑って見る必要がある
例えば、独製の電気シェーバーの宣伝で、剃残しを見せて
優位性を示している
しかし、仮に剃り残しの髭がない場面は当然カット
とある、喫茶店はコーヒーや紅茶は¥525、ケーキ類は¥600ほど
画像のジュースと冷たい物で¥1,400位
お客は途切れずに埋まっている
深刻な報道の中には、このような報道はなされない
石地の松脇の良寛碑に始まり、乙子神社、国上山国上寺
五合庵と歩き回って、体が冷え空腹を覚えたので
ひとっ走りして、魚市場の食堂で「イカ焼き」と「番屋汁」で
身体を温めた
良寛禅師について、知らない事が沢山あるが15日に
アップした禅師の歌は「古事記」の雄略天皇の歌に
『上つ枝は 天を覆へり
中つ枝は 東を覆へり
下ず枝は 鄙を覆へり
・・・・・・・・・・』
とありました
四書五経、漢籍、万葉、古事記、古今などに精通していた
ことが分かります
これにて、遠望の終了となりました
五合庵の内部には仏像と石仏が飾られ、扁額に「五合庵」と
掲げられている
今回は国上山近辺から「良寛禅師」を遠望してみました
内面に迫るには、並み大抵のことでは近づく事は不可能でしょう
ただ、言える事は「良寛禅師」も同じ人間
神格化することに違和感を覚えます
寒いときは寒い、腹が空けばひもじくなる
飯を食えば、必ず排出が伴う
綺麗な女人を見れば、振り返る
こんな「良寛禅師」と会話が出来たら楽しいでしょう
時折、古事記や万葉、古今などの世間話を混えて
この五合庵で良寛禅師は相当期間、起居をしていた
勿論、当時の建物は現在には残されておらず新に建設された
庵である
200年近く昔にはこの庵での生活はいかばかりであったであろうか
国上寺本堂の左手に「六角堂」があった
由来が書いてあるが、控えてないので説明が出来ない
国上山 国上寺本堂の広場を隔てて眺める位置に良寛像が
据えてある
勿論、名のある彫刻家の作品であろうが
実際に
良寛禅師に会ったことはないし、写真を見たものではない
書物や画に残された資料により、創造力で創作された
彫像である
歴史は百パーセント、真実を伝えてはいない
遺跡や遺物の考古学・文書による史学
いずれも、推量や推測を織り込んで成り立っている
歴史小説や伝記小説はその点大らかに歴史を楽しませている
この良寛禅師も多くの学者や好事家が様々な角度から
発表して糧を得ている
その割には、喜捨が少ないようだ
漸く、国上寺 本堂に辿り着きました
仏教のお寺や宗派には詳しくないので語ることは
出来ません
これまでは、曹洞宗のお寺を数寺アップしてきました
やはり、様式の違いがあります
特に葬儀の際のお経の上げ方や、儀式は各派により
その違いが鮮明に表れます
本堂の右手に屋根をかけられた倒木と石碑があった
巨木は松の木であり、立て看板には
「弘法大師 五鈷掛の松
弘法大師が中国より帰国の途次三鈷と五鈷を投げられ
三鈷は高野山の松にかかり五鈷が当山のこの松にかかり
真言道場になりました」
とかいてある
石碑は良寛の書で
「国上の大殿のまえの一つ松上つ枝は照る日をかくし
中つ枝は鳥を住ましめしづ枝は甍にかかり時じくぞ
霜は降れとも時じくぞ風は吹けれども千早ふる神のみ代より
ありけら可やあやしき松ぞ国上の松は」
と刻んであります
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