大寒の頃。。。



1年を通してもっとも寒い頃だが、
朝のうちの雨も上がり陽の光を浴びると温かい。
暖冬なのだろう。
温かさにつられて散歩に出た。
昨今は、パソコンとの睨めっこで、眼がショボショボ。
近くの里山に入って見ると、いくつかの日本水仙に出会った。
楚々として、チョット寂しげ。
じーっと見つめていると、何か話し掛けてくれてるように見える。
ある写真家が、「日本の花は、寂しく孤独である。」
と語っておられたのを思い出した。
なるほどぉ〜〜!!

政治の場で言われている教育基本法の改正、
いじめ問題等々・・・
議論は、高所からの視点で語られすぎてはいまいか??

いじめられる・・いじめる・・そして指導している教師、皆一個の人間です。
「孤独」なんでしょ・・・
親にも・・教師にも・・友達にも言えない苦悩。

萩本欽一こときんちゃんが、ある番組で語っていた。
「だれも見てくれない、わかってくれない」
それでもイイジャン・・・空を見てごらん。
神様は、君をじーっと見ているよ。
「強くなれって・・・・」
こんなことを語っていたような気がする。

素晴らしい・・・、感慨、感じるものがあった。

ふさざきすいせん(房咲水仙、日本水仙) Narcissus tazetta【ひがんばな科すいせん属】
正月に咲く1番の花か!?!
寒さに強い、水仙。
香は寒さをつき凛として何ともいえない。
花言葉に・・秘めたる想い、とあった。

カレンダーをみると1月22日。
今日は…何の日・・!?!とめもが書いてある。

「飛行船の日」
1916年(大正5年)のこの日、国産初の陸軍の飛行船「雄飛号」が大阪と所沢間の実験飛行を行なった。
「ジャズの日」
JAZZの「JA」が「January(1月)」の先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ていることから。
「ジャズの日実行委員会」による。
「カレーの日」
1982年(昭和57年)のこの日、全国の小中学校で一斉に給食にカレーが出たことを記念して。

思えば、僕の子供期の給食。
印象深いのは、「脱脂粉乳」美味しいとはいえなかった。

今時の児童をみていると、「溌剌」感が見えない。
僕の偏見か??



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小豆・・・!?!


小豆粥は、小正月(1月15日)に食べるお粥で桜粥、餅粥とも言われる。
小豆の赤は、邪気を払い、1年の万病を防ぐとも伝えられている。
元日の大正月に対し、1月15日を小正月といい、前夜を14日年越しという。
門松やしめ飾りをかたづけ、一息ついて、お正月の疲れを癒す日。
正月に忙しく動いた主婦をねぎらう意味から
「女正月」と呼ぶ地方もある。
今時の主婦は・・・???

最強の抗酸化物は、小豆だとか!?!
食物に含まれる抗酸化物に付いてアメリカ農務省の研究者が
100種類の果物や野菜、木の実、スパイスや
ハーブなどの抗酸化力を
調べた所、赤い豆類がトップでベリー類がそれに続くとか。
身体をフリーラジカルから守る抗酸化物では、トマトのリコピンや
日本茶のカテキン、黄色い色素のベータ・カロテンがよく知られているが、
アメリカ農務省の研究員で栄養学と化学のスペシャリスト、
ロナルド L. プライヤーらの発表によると
(Journal of Agnicultural and Food Chemistry;04 June)、
アズキのような赤い豆と、ブルーベリーなどがトップテンに名を連ねている。
豆は糖尿病食の"花形"
豆は高ファイバー食品の代表、グリセミック指数がとても低い。
すなわち、食後の血糖上昇が特に少ない食品。
だが、豆の、特に赤い豆の抗酸化効果がとても強い事は判明したが、
その仕組みや成分は解明されていない。
それに比べ、葡萄類は比較的よく研究されている。
ブルーベリーの青い色素、アントシアニンはよく知られた抗酸化物。
野菜や果物の色には意味がある
野菜や果物は強い太陽光線から身を守ったり、
光合成で生じるフリーラジカルに対応する為に色々な防衛手段を持つ。
野菜や果物の特有の色を現わしているファイトケミカルズ(植物化合物)
に抗酸化作用があることが分かってきました。
スイートコーンの『黄色』はルテインの色、
メロンやカボチャ、マンゴーの『オレンジ色』はベータカロテン、
トマトやスイカの『赤』はリコピン等々。ベリー類の紫や青、黒も同じ。
生サラダは思い切ってカラフルにしてみたい。
食欲をそそる色、食べておいしいサラダは思った以上にヘルシーでは!?!
余談が先^^で、前置きが長くなったが・・・。

あずき (小豆) Vigna angularis
1年草 【まめ科ささげ属】 原産:熱帯アジア
7〜9月に黄色い蝶形花を咲かせる。
小葉は3枚ある。
熱帯性のため寒さに注意する
花をかたまって咲かせ長細い実をつける。
熟れると莢の中には赤い小さな実が沢山入っている。
ムシロに干したこの莢を、昔は木槌で打っていた。
それを正月に餅のアンに利用していた。

餡子・お赤飯でお馴染みの小豆。
アズキと一般的に呼ばれているが、
大豆(ダイズ)と比べてアズキ(ショウズ)と呼ぶこともある。
名前の由来は、「ア」が昔から赤い色を指しており、
「ツキ」「ヅキ」が溶けるという意味があったらしい。
他のお豆より形が崩れやすい・・・ことから付いたという説もある。
種類は、
赤小豆と白小豆があり、一般的なのは赤小豆。
白小豆はあまり出回っていないが、風味が強く、甘みも多い。
赤小豆は大きさの違いで大納言、(普通の)中納言、小納言に分けられる。

*大納言は高級和菓子
*中納言・少納言は、赤飯や小豆粥、餡子に一般的に使われる。
(関東の赤飯ではささげが用いられることもあり。)
英語でも、「アズキ」という名称で呼ばれる程広まっている。

1月15日には、正月に疲れた胃を休める為に
「あずき粥」を頂く。

冬至の日には、かぼちゃと小豆の「いとこ煮」を食べると、
一年風邪を引かないと云われるでしょ^^。
冬至には、ゆず湯と『いとこ煮』です。

お彼岸には牡丹餅・・季節の変わり目・行事毎に小豆を食すのは、
中国・韓国・日本の古来から、赤い色には魔よけの能力が宿っている、
とされる信仰からか!?!

善哉と云えば、『夫婦善哉』!?!法善寺横町のお店では、
一人前頼んでも二杯に分かれて出てくるとか・・・。

善哉の謂われは、
一休和尚(一休さん)が餅入り小豆汁を賞して『善き哉』と言ったからとか、
出雲の神在(じんざい)餅という、毎年十月に諸国の神々が出雲に集まる時、
赤小豆を煮て汁を多くし、餅を少し入れて祭事に供えたのが始まりとか。
諸説あり。

小豆の花から・・・想像は膨らむ^^。

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古い年賀状。


今年の三が日は、都合よくPC内を整理する時間を持てた。

まだスキャナーが一般化していなかった15年以上も前に、

版画をPCに取り込むのに苦労した思い出があります。

そんな画像を見つけた。

画像は「北越雪譜」より文面を引用してイメージして彫った。

雪国では、今でも「藁靴」を用いているのだろうか??

滑りにくく、温かい靴。若い頃に履いた記憶がある。

雪深い、越後の山に行った時、泊めて頂いたお宅で。

「綿入りの丹前」なども使われていないか??今では。。。

そり遊び・・・それに伴う犬、雪国では見られる光景か??

画像を見ながら、輪郭のギザギザを見ていると
何とも懐かしい。

近代化した生活具だが、生活の知恵から生まれた「具」
使いつづけて欲しくも感じます。


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2007・青陽。


明けましておめでとうございます。

昨年は、色々な方にご支援願い御礼申し上げます。

今年は、どんなブログルになるか、楽しみにしています。

本年も宜しくお願い申し上げます。

乙未(きのと・ひつじ)
Zakka

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心の恩師。


ちょっと難しいお話ですが、
仏教・禅の世界で「坐亡(ざぼう)」と呼ばれる言葉があります。
修行を積んだ僧侶が、座ったままで逝くことを言います。
己を知り、自らを無の状態にし、静かに逝く。
とても凡人では出来ないことです。

鎌倉の、否、日本の生活環境・歴史的環境保全の原点、
鎌倉鶴岡八幡宮裏の「御谷」と呼ばれるそこが、原点です。
仔細は、下記HPをみていただくとして、その御谷を、
命がけで守った代表者に天野 久弥氏がおられた。
禅を修行した在家修行者で、禅の世界で、
最上の逝き方とされる「坐亡」を見せてくれた御仁です。
氏の夫人は、開発反対運動を影で支えた賢婦の手本でした。
共に禅の思想を学び・修行をされながら、生涯をまっとうされた。

20年も前に久弥氏は逝去されたが、
夫人は、去る12月23日夜半に静かに逝かれた。

人間としての生き方を、僕たちに見せてくださった御仁。
僕にとっては、「心の師」と言わせて頂きたいご夫妻でした。
淋しい・・寂しい。
生き様・・・この世とは、死出に向かう旅路。
悲しむ以上に、活力を頂いた。

ありがとう、と申し上げたい。

暗雲あるとき、きっと後光の如く見守ってくださる事だろう。

荘子(そうじ)の言葉に
坐忘(ざぼう)がある。
「坐忘」とは、五体から力を抜き去り、
いっさいの感覚をなくし、
身も心も虚になりきった状態、虚心・無心の境地。

禅の境地を表わしている。

合掌

拙い我がHP、関心あらば見ていただきたい「御谷」の文面を。

http://www12.plala.or.jp/redhupa/tc/onegai11.html


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2006 X'mas eve


今年のイブは、ミサにも参加せず、一人で思いに耽った。

昼間、お願いしてあったX'masに飾るべくケーキを受け取りに街に出た。

昔ながらの・・ドイツの片田舎で食したものをイメージしてお願いしてあった。
デコレーションは、生クリームではなく、バタークリーム。

日本では、もみの木をツリーに使うが、西欧では、ドイツトウヒ(独逸唐檜)を用いる。

若い頃、憧れの師に会うべく渡独し、初めてのクリスマスを過ごしたときを思い出して、師の夫人が作ってくださったケーキを忠実に再現しようと、ケーキ屋さんに依頼した(このご主人・ドイツを熟知されてる方)。素朴な、可愛いものを作ってくださった。

今年は、僕にとって区切りの年であった。

街中で僕のイメージにピッタリの雰囲気を見つけた。

2006年、色々とあった、感慨深い1年。
頭を切り替え、来年から人生の第二段階にはいろう。

クリスマスイブ。




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X'masのねがいごと。


クリスマスを迎えようとしている時、
わが身の周りに、心の病!?!
「うつ病」「総合失調症」の若者・中年が・・・!?!
あの人・・・あの子が・・・と絶句だ。

社会自体も、どこかおかしい。
そんなことを感じているとき故、
それらのしらせを痛く受け止めた。

昨今の子供のいじめと同様に大人社会でも存在している。

例えが悪いかもしれないが、
化粧をしている人間が、多いのか??
二面・三面性をもった人々が増えているのか。
他人の痛みをわからない、
己の言動が、他人に如何に影響を及ぼしているか、
全く考えない大人たちがふえているのだろう。

着飾り・仮面を被っている他人を見抜く、動物的直感欠如、
更には、如何なることにも屈することなく立ち向かえる
心の余裕がもてない。

短絡的だが、機関車の・・・あの鋼鉄美。
素地のままの強くもある、あの美を・・・思って、
ひるむこと無い、心・精神を持ってほしく
希して止まない。

東京・新橋駅まえ広場に鎮座する、SL C11 
ごたぶんにもれず、クリスマスの飾りつけが施されていた。
眺めながら、思ったこと。
人の心・感性・・・
進化した新幹線車輛のような複雑なものより
強くたくましい蒸気機関車の如く
素地そのものが見える、人間でありたい。


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2006年師走。



先ほどから冷たい粒が落ちてきた。

これで今年の紅葉・黄葉も落ち葉と化すことだろう。

湘南周辺の深まり行く秋を満喫できないまま、

2006年のイメージを残像することが出来ないまま

冬季を迎えている。

しかしながら、感慨深いときをもてたのは事実。

きどって見れば、人間・・己の存在を想うことが出来た、

2006年11月。

雑務に紛しながら、今、在る自分を想うとき、

遠き異国の人々と瞬時に対話できる凄さ、

インターネットを通して自己表現できる凄さ、

紙の重さを気にすることなく膨大な資料を容易に探し出せる。

これらの「凄さ」をひしひしと実感している。

地元の秋を満喫できなかったが、

ある会合の後、その地の公園で紅葉・黄葉
を楽しむ機会があった。

今、そのときの会合のレジメを書いていた。

レジメを書くのも楽になったものだ。

かつてのテープ起しが、パソコンで簡単に文字化できる。

完璧ではないが、実に楽々と・・・。

レジメを書き終えて、一枚の画像を見ながら、

新しい年を思い、

計画立てた今年の処理事項が殆ど進んでいない事等、

居直って、来年やれば、いいさ・・・。

複雑な年の瀬である。

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感謝・返礼。


今ある己を思った二週間。

知人の老女を車椅子で銀ブラ!!

62階から眺めた横浜。

観光客でごった返していた鎌倉大仏。

三日間で、車椅子生活の大変さを知った。

たった・・・2cmの段差が・・・。

道路整備の大変さ、を思い知らされた。

鉄道では、車椅子を保護してくれた鉄道員。

だが、車椅子に乗り一人で出歩く、

そんな環境には、程遠い現況。

人的環境、健常者の驕り、を思うことが出来た。


人生って、人それぞれだろう。

精神的病で、晩年を過ごした義姉。

精神的病を持った者同士の結婚生活。

福祉の加護の一端を実感してきた。

やまい・・・精神的な、

そんな夫婦の難しさをも思い知らされた。

健常者から見れば不安いっぱいな事、

禁治産者同士の結婚生活は、

僕には、判らない、計り知れない。

昨今、社会を取り巻く事象に

複雑な思いを持つ。

義姉の人生 ”彼女自身は幸せだったろう”

と思いたい。

叢雲さん、shuさん、
浬さん、maxdiveさん、プランのママさん、

コメントありがとう存じました。

個々にレスしないこと、お許しください。


枯れ行く、葉っぱ一枚、

幹より伸びる葉脈

反り返る葉先に、、、

終焉を感じる。

人生恨むことなかれ 人しるなきを
幽谷深山 華おのずから紅なり
・・・三浦 梅園・・・

我が人生も、かく ありたい。

コメントを頂いた皆さん、ほんとうにありがとう。

zakka

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2006・12・04


昨夜、我が伴侶の姉が静かに永眠した。

諸々の雑務のため、しばらく間、ブログルをお休みします。

レスポンス、後日、落ち着きましたら投稿いたします。

よろしくお願い申し上げます。

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