《襍・/・画 “あづさい'23(10)”  ❖’23-61》

ガクアジサイとはちょっと違う趣の花が開花し始めた??
里紫陽花と呼ばれているガクアジサイも開花し始めた。


萼片の形もユニーク、そして色も良い。
満開って感じ。眺めていて飽きない!!
終焉を迎えた・・役目を終えたって感じ!!
《自宅・移植紫陽花 ❖’23/6/23~24 ❖》
我が家の紫陽花も終わりに近づいている。
知り合いに枝を切って差し上げた。
来年は、いかなる姿を見せてくれるだろうか???

「令和伍年(皇紀2683年)6月30日、記」

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《襍・/・画 “あづさい'23(9)”  ❖’23-60》

以上の4画像の紫陽花、みな種類が違う。


萼片も葉も違うのがわかる。
《自宅・移植紫陽花 ❖’23/6/13 ❖》
大雨で各地に被害が出てる、被害地にはお見舞い申し上げます。
我が住まい居る地は、比較的雨量は少ない。山間部は??
§   §   §   §   §
今年も移植・地植え紫陽花が立派に花を付けた。
花色が正確ではないが、日付を追って記録して置く。
生育過程を眺めていると面白い。

「令和伍年(皇紀2683年)6月29日、記」
 

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《襍・/・画 “梅雨(5)” ❖’23-59》

シキンカラマツ(紫錦唐松)    キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Thalictrum rochebrunianum

《梅雨期の植物(3+1)“神奈川には自生してない植物” 》

シキンカラマツ(紫錦唐松);
長野・群馬・福島県に分布、山地の草地や林縁にやや稀に生える。
草丈70~150cm。葉は互生、3~4回3出複葉、小葉は、先は3裂する。
円錐状に紅紫色の美しい花を多数つける。
花弁状の萼片は~5個、約6mm、雄蕊、雌蕊は多数、葯は黄色。
和名由来は、花軸や茎が紫褐色を帯びること。
開花しても落ちない蕚の紫色と葯の黄色の対比に由来する由。
カラマツソウ属の中では美しさが際立つ。
浅間山麓、蓼科山麓、北軽井沢の沢沿いや林縁などでよく見かける。
自生地域が狭くピンポイントでないと眼にする機会が少ない。
福島県・絶滅危惧II類、茨城県・絶滅危惧I類、長野県・準絶滅危惧種。
例年、7~8月に開花するが、今年は早くも咲いている由(都心植物園)。

「令和伍年(皇紀2683年)6月28日、記」

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《凡・/・声 気になる“現代の寺” ❖’23-58》

以上(画像)、鎌倉・長谷寺の私感。子を守ってくれる寺である。
《時節・_・襍囈⇔鎌倉・・長谷寺》
毎度ながら思う!!
過去の因を知らんと欲せば、其の現在の果をみよ
未来の果を知らんと欲でば、其の現在の因を見よ
反観合一・・・に然り。

紫陽花行脚を始めるきっかけ、両親の植物日記。
梅雨期の植物に地元周辺の自生紫陽花の項目があった。
昭和30年代後半から昭和40年代半ば頃の鎌倉の社寺。
紫陽花ある社寺は、少なかった。
どことなく、未だ素朴な雰囲気があった鎌倉の社寺。
そんな鎌倉に、荒廃した寺もあった。瓦礫の山って感じの仏像群。
今では想像出来ない荒れた姿、寺住の老師は復興に尽力されていた。
観光的を排除した境内、鎌倉で最も鎌倉らしい寺であった。
そんな寺もいつしか代が変わると足が遠のく寺になってしまった(私的)。
どこの寺とは申さないが、昭和が遠のき時代はゆっくりと流れ行く。
自然・緑が共存する鎌倉。中世鎌倉、野武士的風土でもあってほしい。
昭和(第二次大戦後)の環境保全に尽力された偉人、當に野武士であった。
”歴史的風土”そんな雰囲気を大事にしたく思うのだ。
今の鎌倉、観光的に境内を植物で一杯にしている。その一つが紫陽花だ。
文化的・・筋が通っているのが、明月院の姫紫陽花。
他方、観光的なのが長谷寺の紫陽花群(一例・代表的)と思う。
長谷寺さんには、個人的にお世話になっているが???
どちらがいいというものではないが、昨今の寺社に一寸首を傾げる。


「令和伍年(皇紀2683年)6月25日、記」

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《襍・/・画 “梅雨(3+1)”  ❖’23-57》

《紫陽花と竹塀》
恒例となった伊豆半島の紫陽花巡り、今年も出かけた。
今回も自生紫陽花は、楚々と見事な姿を見せる。
だが初日に一寸トラブルがあって、出鼻をくじかれ!!!
紫陽花観察に集中できなかった。
帰宅後、ばたばたと雑用に追われている。
そんな中、植栽された園芸種の紫陽花。
建仁寺塀との相性は、和風美であるといえよう。
近代的なものより、伝統的風情の方がいい。

「令和伍年(皇紀2683年)6月23日、記」
 


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《襍・/・画 “梅雨(3)”  ❖’23-56》

上2画像 奄美大島 鶴蘭自生地。
ツルラン(鶴蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名: Calanthe triplicata (Willem.) Ames


2023年6月20日。ネジバナ 自宅。


《梅雨期の植物(3)”思い出の野草・鶴蘭” 》
ツルラン(鶴蘭)は、夏に沖縄や奄美でひっそりとだが魅せ自生する植物。
幅広の葉の中からすらっとした花茎を伸ばし白いラン形花冠の花を多数つける。
その姿は、見た人でないと実感できないほどにつつましく、静かである。
広葉樹林下の林床に自生、群生する。
夏に咲くエビネ属、夏エビネとも呼ばれる。
そんな鶴蘭が植生環境の劣化で減少、環境省の絶滅危惧II類(VU)に指定された。
日本では、九州南部、南西諸島に自生している山野草でエビネ属の1種。
一般的なエビネは春に開花するが、ツルランは夏に開花するエビネの仲間。
草丈40~80cm。葉は、3~6枚、葉身は狭長楕円形~倒卵状長楕円形。
葉先は急鋭尖頭、基部は短い柄となり、濃青緑色で裏面に短毛がある。
花は茎頂に20~40個つき、花冠は白色。
萼片は倒卵形で開出し、側花弁は萼片と同長で少し幅が狭い。
唇弁は斜上し萼片より長く基部から3裂し中央裂片は更に2分裂する。
大の字形になり、唇弁基部に黄色か紅色の3条の隆起がある。 
§      §      §
沖縄返還が実現できて半世紀を持つ。
今の沖縄の実情を傍観してると???
思想・・政治的背景は、さておき隣国の情勢に危機感をもつ。
自国の安全保障は、他力ではなく自己防衛して頂きたい。
と思うが!!異国での紛争を聞くにつけ、明日は我が身って心配だ。
それにしても、、、国難を問わず居る報道機関にも危機感をもつ。
一老人のぼやきだが、孫たちが安寧な生活を過ごせることを祈ってやまない。
少子化時代と言われるが、子供を増やせ!!と短絡でよいのか??って思う。
今日は、我が母の祥月命日。
母が好んで見ていた捩花が、天に向かって花咲いている。
感慨は色々である。

「令和伍年(皇紀2683年)6月20日、記」
 

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《襍・/・画 “梅雨(2)”  ❖’23-55》

ササユリ(笹百合) ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium japonicum
2016年6月26日。南伊豆・天神原植物園。
2021年6月3日。南伊豆・天神原植物園。


《梅雨期の植物(2)”ササユリの里”の野草  ❖’21/6/9❖》
ササユリは、球根植物。
日本を代表するユリ、地域によってはヤマユリと呼んでいるようだ。
百合仲間では、開花時期が早い種。 茎先に2~3輪の淡紅色(白花もある)の花をつける。
 花は大輪で、長さが10センチから15センチ位ある漏斗状で、横向きに花を出す。
独特の香りで雄蕊6本、葯(雄蕊の花粉を入れる袋)が赤褐色、 雌蕊は1本。
葉は披針形だが、一寸鎌形になる事もある。
互生で葉質はやや厚く縁に半円形の突起がある。
和名由来は、葉の形が「笹」に似ることから。。。 球根は、食用にも供される。
静岡県・新潟県以西〜九州の山地のささ原などに野生する。
近畿地方以北のヤマユリは、花が大きく中脈に沿って黄班が入り赤褐色の斑点が多い。
ササユリに関しては、以前、ブログルで記した事がある。↓↓
https://jp.bloguru.com/zakkah/408649/14521175
§     §     §
今日は、沖縄返還協定調印の日。1971(昭和46年)年6月17日。
沖縄返還協定が調印され、1972年5月15日に返還された。
初めて学友の家を訪れた時は、パスポートが必要で不可思議な感覚だった。
パスポートが不必要になってから訪れた沖縄・八重山群島は感動・素朴な地だ。
半世紀ぶりに伊豆の山間で見るササユリに平和な現代を想うが、沖縄が心配。
 
「令和伍年(皇紀2683年)6月17日、記」

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《凡・/・声 気になる“環境保全” ❖’23-54》

南伊豆・・航空写真(google Mapより)。
白く点在する場所は、大風車(google Mapより)。
画像中央部分は、太陽光発電板か??(google Mapより)。
《時節・_・襍囈⇔伊豆半島を思う》
過去の因を知らんと欲せば、其の現在の果をみよ
未来の果を知らんと欲でば、其の現在の因を見よ
反観合一・・・に然り。

先般、斯様なことを記した。我が人生にあっての関心事。
”環境問題” 古い町並みや自然環境、而して生活環境自体だ。
想いの原点は、鎌倉鶴岡八幡宮裏・御谷(おやつ)宅地開発阻止。
此処の宅地開発は、開発阻止できた。が以後~今の鎌倉は???
昭和文化人の想いは、過去の事と忘れ去られてしまった感が強い。
自然・緑との共存を如何に考えるか、真摯に検討されたはずだが。。?
一部の文人だけが表舞台で評価されているのに大いに違和感をもつ。
全国歴史的風土保存連盟とか鎌倉の自然を守る会、此の2団体の功績!!
両団体会員の多くは、各種分野の学者集団。シンクタンクの様だった。
偉人の面々が、ボランティアで対処された事象が、今・生かされていない。
色々とご教示頂けたのに、今の己はその恩恵を忘れてしまった如くな生活だ。
のんびり植物観察の日々だ。が最近、目を疑うような光景を南伊豆で目撃。
昨今あちこちで目にする風力発電機、あのバカでかい風車が増え続けている。
南伊豆から石廊崎周辺の海岸線に沿っての丘陵地帯に年々増えている風車。
航空写真を見ていて驚く。年々増えている。緑濃い場所ゆえ目立たない。
地上からではわからないが、航空写真だと一目瞭然。
以前、伊豆半島に沿って大規模海上風車の計画があることを記した。
https://jp.bloguru.com/zakkah/434828/2226
とんでもない計画と素人目には思うが、様々な影響が及ぶのは必至だろう。
南伊豆の丘陵地帯だけを見ても自然環境劣化は見え始めている。
大風車のみならず、太陽光発電機械だろう物も設置されているやに見える??
これらを開発設置してる企業が、中国系資本なのも危惧するところだ。
設置機材の多くが中国製と思える。これまた、大問題を含む。よいとは言えまい。
静かに既成事実ができ、大問題化も必至か??すでに野草には悪影響がでている。
たかが野草と言うなかれ。自然環境保全と環境変異、バランスが重要だ。
走雲峡と言う下賀茂(加納)から石廊崎方面に向かう林道がある(上画像)。
この林道に沿って野生化した種々の紫陽花が見られる場所だ。野草も多い。
そんな場所沿いに、大規模開発が数年前から行われていることは知っていたが、
先日、この地を訪れて愕然とした。開発地近くのホタルブクロが消滅していた。
その他の野草も少なくなっていた。今後も観察が必要だ。
ほとんど観光客は訪れない場所らしい。地元も関心を持たない場所か!?!
それ故に開発しやすい場所でもあるが、誰かが、疑義を呈する必要がある。
単に反対ではなくより良い将来を考えての事だ。
この南伊豆には、”ささゆりの里 天神原植物園”と言う素晴らしい園があった。
老夫婦が営む植物園だったが、運営姿勢が、素晴らしかった。
南伊豆をドライブしたおりには、よってほしい園であったが、2021年に閉鎖。
だが、日本固有種の珍しい植物の苗木を販売されておられる由。
植物愛好家には、訪ねてほしい園である。HPをみて頂きたい。
天神原植物園;https://www.tenjinbara-bg.com/
 
「令和伍年(皇紀2683年)6月14日、記」

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《襍・/・画 “梅雨(1) '2023”  ❖’23-53》

ハタザオキキョウ(旗竿桔梗) キキョウ科(Campanulaceae)
学名:Campanula rapunculoides
別名:カンパニュラ・ラプンクロイデス
《自宅近くの小公園・植栽された小さな花  ❖’23/6/8❖》
別名のようにキキョウ科だがホタルブクロ(カンパニュラ)属で桔梗の仲間ではない。
ホタルブクロ属の宿根草だが、丈夫で関東以北では野生化している所も確認されている。
原産地はヨーロッパ。カンパニュラの仲間は北半球を中心に約300種もある由。
日本には大正時代に渡来。強健性質でよく繁殖する。そして草丈は、150cmにもなる。
釣鐘状の花、青紫で旗竿の様に連なり10~20個下向きにつけ、花は3㎝程で5裂する。 
§     §     §     §     §
梅雨と言えば紫陽花が真っ先に思い浮かぶ。鎌倉も紫陽花一色だ。
観光地ゆえ仕方ないのだが、鎌倉の自然、道端の小さな花もおつなものだ。
僕の子供時代の鎌倉は、市の80%位が緑であった。
三方が緑、その中に市街地があり前は海。緑の要塞が、鎌倉の特徴だ。
半世紀前までは、鎌倉は緑濃い素朴なところだった。
今や高級住宅地である七里ガ浜の丘陵地帯は、雑木林であった。
海岸線の西側、稲村ケ崎までが住宅地(姥が谷が旧鎌倉の西の端)だった。
住所的に見ても僕の子供頃は稲村が崎と言う住所名ではなかった。
鎌倉市極楽寺字一の谷(いちのやと)・・・番地と言うのが番地名。
この一の谷のどんずまりに往古には、聖福寺があった由。
それ故、聖福寺谷とも呼ばれていた、と記録がある。
今の鎌倉山から稲村ケ崎海岸に小川が流れていた。
聖福寺跡辺りに小さな滝があり、那智の滝と呼んでいたと記憶する。
この辺り、海岸特性の野草がたくさん自生していた。
そんな花を観察に時折、両親に連れられて散策したものだ。
那智の滝近くには、ホタルブクロが自生していたと記憶する。
更にこの小川には、蛍もいた。今みれたらよかったのに。。!
今の七里ガ浜住宅地辺りでその昔、TV時代劇?”隠密剣士”のロケもやっていた。
蛍を見に行った時、注意されたのが蛇であった。
小川の脇の草むらに懐中電灯を照らす・・明かりが点滅しない、それは蛇の目!!
そんなことを教えられた。小さな地史、しっかりと語り継いでほしいものだ。

「令和伍年(皇紀2683年)6月10日、記」
 

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《襍・/・画 “あづさい'23(8)”  ❖’23-52》

酸性土なのか、青色が強い!!!


《自宅・移植紫陽花の今  ❖’23/6/4 ❖》
台風・大雨が来るか、不安は去ったが被災された地方にはお見舞い申し上げます。
移植・地植えした紫陽花、剪定を極力しない状態で樹丈2m以上になった。
もともとの自生していた場所ほどに大きな輪になっていないが、迫力はある。
ガクアジサイ、品種名が特定できていない種、里紫陽花と呼んでいる種。
特別珍しい形ではないが興味・関心のある紫陽花。それにしてもでかくなった。
又、脇に地植えした、山紫陽花系の紫陽花・・半手鞠形、小振りだが清楚だ。
§     §     §     §     §
紫陽花、自生かつ野生紫陽花は少なくなったようだが探せばまだある。
だが、地元・鎌倉に在ってはほとんどが園芸種、原種的な紫陽花は見えない。
そんな中で明月院の姫紫陽花は、半世紀以上も静かに毎年顔を見せてくれてる。
観光的なのかもしれないが、他の社寺とはちょっと違う。好みの寺だ。
それにしても思うのだ。各地の自生紫陽花のコピィーの多いこと???
植物園ではない、社寺だ。寄せ集めではなく文化の殿堂に相応しい花々を植えてほしい。


「令和伍年(皇紀2683年)6月5日、記」

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《襍・/・画 “2003年6月1日”  ❖’23-51》

どんな種類のウミガメか失念してしまった。
《偶然出会った光景》
鎌倉の海岸近くに“姥が谷”と言う場所がある。
この地は、西田幾多郎や大内兵衛等、学者が住まい居た所。
静かな場所であるが、その入り口にマンション計画が勃発した。
崖地を利用し環境悪化させるずさんな計画に反対、計画は頓挫。
2000年に入った頃の出来事、又、早朝海岸を散歩もしていた。
早朝の海辺は、気持ちがいい。天候に関係なく日々散歩していた。
この辺りは、磯もあったりで地元人の隠れた釣り場でもあった。
釣具店のご主人から春にウミガメが産卵に来るとは聞いていたが。
そんな光景には、中々出会えるものではない。
運よく亀さん出会えたのが、二十年前の六月一日午前七時頃。
浜での感じからすると産卵に来たらしい、海に戻って行く所だった。
近くの水族館学芸員に連絡し、調べてもらったらやはり産卵に。
後日、子亀が海に帰ったと聞いた。旅立つ時を見れなかったのが残念。
最近は、聞いていないが産卵に亀が来ているだろうか!?! 

「令和伍年(皇紀2683年)6月2日、記」

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