《雅羅・/・ 襍画 〝2024〟年頭  ❖ ’24-1 ❖》

甲辰 丙寅 甲子(2024/1/1)
元日の昼間、我が身・知人達の安全を祈願してきたのに!!
自然は、何を暗示しているのだろう。
《 肇歳(ちょうさい)から驚愕 》
我が住む地の元旦は、穏やかに初日の出を拜む事ができた。
大晦日~元旦は、メールやネット電話で寝る時間などない程に徹夜。
年賀状を出さなくなって久しいが電話は、結構便利だ。
眠気覚ましに、近所の熊野神社に詣でた。近在の人で混んでた。
帰宅して、捜し物に没頭。夕方、携帯に緊急連絡情報が!?!
見て言葉を失う。金沢の親類家族は、無事に由。 
被災された皆様、而してブログルの皆さん、お見舞い申し上げます。
まだまだ予断を許さないことと存じます。慎重に活動されますように。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月1日、記」

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《襍・/・囈  〝2023回顧(3)〟  ❖ ’23-143 ❖》

洪鐘祭・・ポスター。
以下、祭礼行列の点描。
建長寺山門前の祭礼儀式。
稚児行列参加母子。
洪鐘(おおがね)をイメージした手編みの帽子。
洪鐘祭り関係者の意気込みが感じられる帽子。
円覚寺・地元神社等々社寺の関連性が垣間見られる。


竹の花。古民家「あしがり郷瀬戸屋敷」広報より転載画像。



今年は、紅葉・黄葉鑑賞が叶わなかった。
どことなく感傷的な歳の瀬である。


《半世紀~一世紀前を思う;???》
1965年4月8、9日に円覚寺で洪鐘祭が、催されこの目で観た。
祭礼行列では、前回は見られなかった面掛け行列。一世紀ぶりの復活だ。
面掛行列自体は、坂の下で毎年開催されているが洪鐘祭では前回なかった。
感慨を新たにし、而して祭礼の神仏混淆を思い伝統文化の復活を切に期す所。
前々回の洪鐘祭は、1901年に開催された。時間的経過を思うと!!
そんな120年を思っていたら“120年に一度!?咲く”花の記事を見た。
神奈川県開成町で竹の「花」が開花した、と。
江戸期から残る古民家「あしがり郷瀬戸屋敷」(神奈川県開成町金井島)。
屋敷敷地内の竹林で咲いているのが見つかったというのだ。
敷地北側に位置する竹林の100本程度の「紋竹」に花がついた由。
一見すると花というより稲穂の様で独特な形で先が割れ雌蕊と雄蕊が確認でる。
細く伸びた花が垂れ下がる。これ又、不可思議な姿だ。
瀬戸屋敷は、江戸期に名主を代々務めた瀬戸家屋敷で、
母屋は300年前に建った。
竹林もその当時に植えられたと考えられている。
現在に至るまで何回、花を付けたか?
竹の花は一斉に咲いて枯れることから、古くより凶兆ともされてきた。
枯れ倒竹した竹の花が、地面に触れたところから新たな竹が生えてくる由。
なんとも驚きと共に不可思議な現象(開花)である。
人生に一度見れるか否か??なんとも不可思議な感覚である。
2023年の事象、60~120という数字、気が遠くなる!!
我が2023年度の2大事象として挙げたい。
 
今年は、余り行動が持てなかった。
来たるべく新年は、頑張り行動したい。
 
ブログルの皆さん、来年も宜しくお願い申し上げます。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月31日、記」

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《襍・/・囈  〝2023回顧(2)〟  ❖ ’23-143 ❖》

ブッシュカン(佛手柑) ミカン科(Rutaceae)
学名:Citrus medica var. sarcodactylus
ダイダイと比べると大きさがわかる。
正月飾りに似合う!!
見慣れた飾り付けに比べ迫力がある。魅せる!!
 
《 幸運を呼ぶ果実!?! 》
これが柑橘!?!と驚く程の形の奇妙な柑橘植物である。
"縁起物"として有名な『仏手柑-ブッシュカン-』だそうだ。
ミカン科ミカン属の一種で檸檬や香母酢や柚子等と同じ香酸柑橘類。
Citrus(シトラス)は、レモンの木に対する古い呼び名。これが属名になった。
元はインド原産「シトロン」の変種で、果実の形が手の指に似ており
千手観音を思わせることから「仏手柑」と呼ばれるようになった由。
ブッシュカンには実がない。断面は、どこを切っても白い綿の様である。
更には、仏手柑は、桃、ザクロと共に縁起が良いと言われている。
果物の吉祥文様の三果文(サンカモン)のひとつとも云われている由。
仏手柑(ブッシュカン)は縁起物としてお正月の飾りにも使われている。
一般的に流通量が少ない仏手柑(ブッシュカン)、多用されるのは年末年始。
値段的にも高価、他の柑橘類に比べるとであるが。
お正月のお供え餅の上に橙(ダイダイ)を載せるのは、普通だろう。
仏手柑(ブッシュカン)も正月の飾りに使われている(実際に見たことは無い。
飾り棚にしつらえるだけで雰囲気のある空間になる事は想像に難くない。
枝先に水引をつけ、和紙を引いて飾ってみるとお正月らしい雰囲気だ。
変わった果実を用いるお正月の飾りに使ってみたい。
*      *      *
仏手柑は、果皮と葉にユズ(柚子)等の柑橘類に似たシトラスの強い芳香がある。
果肉が無いので分担同様、皮の渋を抜いて砂糖菓子やマーマレードにして食用とする。
皮を乾燥させ漢方薬とする。そして花言葉には「本当の私を見て」「媚びない美しさ」。 
樹高2m前後。葉は、互生。葉腋から総状花序~円錐花序を出し、白花、花弁5枚。
果肉色は、黄色。実重量、50g。収穫期:12月~1月。
*      *      *
今年の己は、諸々の事情で行動が思うように出来なかった。
仲間も気遣ってか??探訪のお誘いもなかった。
我慢して、漸く動ける状態になってきた。
動けないことで、利点もあった。植物観察記録を読み返せた。
記録資料は、両親のものだ。それを見てブログに使えて幸運だった。
来年は、より良き年になってほしくせつに思ってやまない。

「令和伍年(皇紀2683年)12月30日、記」

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《襍・/・囈  〝2023回顧(1)〟  ❖ ’23-142 ❖》

中央・FUJiFILM-GFX-100II,上左LeikaIIIf,上右NikonSP,
左下NikonZf、右下Nikon8
《 フィルムカメラ~デジカメ〝2023・名機〟!?! 》
レンジファインダーから一眼スタイルの現代カメラ。変異は目を見張る。
仕様はどんどん進化しているが、レンジファインダースタイルが好きだ。
それ故、FujiFilmのX-Pro3やX100Vは、目を離せない。
他方、一眼スタイルのデジカメの中に今年は嬉しい機種が登場した。
この所、一眼デジカメメーカーで元気がなかったNikonが開眼したのだ。
そのNikonのすごい機種のひとつが、古いスタイルのデジカメ・・Zf。
クラシックスタイルと最新テクノロジーの融合は、素晴らしいの一言。
そして、今後の方向性を示す機種、技術のNikonらしいZ8が発売された。
仕様等の詳細は、専門家の記事に譲るとして一ファンとして注目をしている。
個人的には、撮影範囲的に関心を持つラージフォーマットセンサのカメラ。
FUJiFILM GFX100IIの発売は、驚きを持って・・わくわくした。
そして中判カメラに適したティルトシフトレンズが2種類発売される。
フジノンレンズGF110mmF5.6 T/S Macro、GF30mmF5.6 T/S。
植物写真や建築・静物写真を撮る者にとって待望のレンズだ。
今年一年は、怪我や諸事情で撮影行脚が出来なかった、来年は、と思う。
それにしても高価な機材が、ランキングサイトの上位にくる!!
我が国の生活環境は、安全・安心なのだろう。来年は、行動の一年にしたい。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月29日、記」

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《襍・/・画  〝冬景(32)〟  ❖ ’23-141 ❖》

マサキ(柾・正木) ニシキギ科(Celastraceae)
学名:Euonymus japonicus Thunb.
別名:カイガンマサキ
マサキの葉。
マサキの花。
マサキの実(今の季節でも見られる)。
マサキ・・・の生け垣。

※ 画像は、借り物 ※
《 備忘録(歳の瀬頃に観たい〝樹・花・葉・実V〟)!?! 》
自生種は、海岸近くの林内や林縁、暖地に多く見られる。
生垣などによく使われ園芸品種も多い。
樹皮は暗褐色。縦に浅い溝がある。本年枝は緑色で丸い。 
葉は対生で楕円形。葉質は厚い革質で表面に光沢があり縁に浅鋸歯。
葉腋から集散花序を出し、黄緑色または緑白色の花を7〜15個つける。
花は直径約7mm。花弁、萼片、雄蕊は4個。花盤が発達し、雄蕊は花盤の縁につく。
果実は朔果。直径6〜8mmの球形で、冬に紅色に熟し、4裂する。
種子は橙赤色の仮種皮に包まれ、落ちずにぶら下がる。
花期は6〜7月。 冬芽は、長卵形。芽鱗は6〜10個、十字対生状に並ぶ。
 生垣によく見る黄色の斑入りはフイリマサキでキンマサキともいう。
白色の班入りはギンマサキ。
類似種に蔓性のツルマサキ、半蔓性のツルオオバマサキがある。
*      *      *
何気なく歩いていると、これらの柾木の生け垣が観える。
庭師・植木屋さん、伝統的 “和の美” がそこにある。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月28日、記」

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《襍・/・画  〝冬景(31)〟  ❖ ’23-140 ❖》

サルトリイバラ(猿捕茨) サルトリイバラ科(Smilacacea)
学名:Smilax china L.
別名:サンキライ(山帰来)
サルトリイバラの葉
サルトリイバラの花。
サルトリイバラの樹全体。
サルトリイバラの茎・・棘。
サルトリイバラの実 1
サルトリイバラの実 2
山帰来餅・・・見掛ない!?!

※ 以上画像全て借り物 ※
 
《 備忘録(X'mas頃に観たい〝樹・花・葉・実 IV〟)!?! 》
サルトリイバラ;
つる性半低木、山野の草原や林内、林縁などに生える。
茎は緑色で硬く地面から直立し節ごとに曲がり枝に刺がある。
刺と葉柄の巻き髭で周囲の樹木などに絡み茎を伸ばす。
巻き髭は托葉が変化したもの。葉は互生、葉身は、楕円形。
葉先は少し尖るが基部円形で全縁。革質で3脈が目立ち光沢がある。
葉柄には、托葉から長い巻き髭が1対ある。雌雄異株。
葉腋から散形花序を多数出し淡黄緑色の小さな花を多数つける。
花弁は6枚、長楕円形で上部はそり返る。雄花の雄蕊は6個。
雄花の雌蕊と雌花の仮雄蕊は共に退化し殆ど目立たない。
果実は、球形の液果で秋に真っ赤に熟す。
種子は、球形で果実に1個だけ入る。
冬芽は、褐色を帯びた半透明1個の芽鱗に包まれる。
和名由来は、刺が鋭く絡まると猿も逃 げられないと云う事から。
トゲナシサルトリイバラ は、茎にほとんど刺の無い変種。
果実や葉が大きく、葉の先端が円頭~凹頭。落葉が2月頃と遅い。
*      *      *
クリスマスに大活躍する。花屋で冬の赤い実と云えば「サンキライ」。
「サンキライ(サルトリイバラ)」とは;
山に入った病人がこれを食べ、元気に回復して戻ってきたことから
「山帰来(サンキライ)」という俗称がついた。
江戸時代ドブクリョウ(サンキライ)は生薬として中国から輸入された。
日本に自生していた、近縁の植物(サルトリイバラ)も、
ドブクリョウの代用として使われており、呼び名を混同したか。
園芸店、花屋では「サンキライ」名で流通している。
切花としての出回り時期:10~1月

「令和伍年(皇紀2683年)12月26日、記」
 
 
 
 




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《襍・/・画  〝冬景(30)〟  ❖ ’23-139 ❖》

和風な広告!!





ヤドリギ(宿り木、寄生木) ビャクダン科(Santalaceae)
学名:Viscum coloratum (Kom.) Nakai
synonym; Viscum album L. var.coloratum (Komar.) Ohwi.
別名:寄生(ホヤ)、トビヅタ


果実。
プロペラのよう枝と葉。
《 備忘録(X'mas頃に観たい〝樹・花・葉III〟)!?! 》
落葉広葉樹に寄生し丸い玉状に繁茂。枝は、二叉分枝を繰り返し広がる。
葉は対生、葉身は倒披針形〜へら形で全縁。革質で厚く両面とも無毛。
プロペラのように見える面白い葉形。雌雄別株。
雄花は3〜5個、基部に小さな苞が2個。花弁は黄色で4裂、雄蕊4個。
雌花は1〜3個ずつ付く。花弁4裂し雄花より小さく、雄蕊がない。
果実は液果、球形で淡黄色に熟し種子は粘液質で果肉に包まれる。
鳥の嘴についたり、糞と一緒に排泄されたりして散布される。
粘液質は、鳥の消化管では消化されない。排泄後も宿主に粘着してる。
果実の赤いものは、アカミヤドリギといわれ、まれに見られる。
エノキ、ケヤキ、ブナ、ミズナラ、クリ等の落葉広葉樹に寄生する。
 
古き日本の『万葉集』の中でも詠まれている。
あしひきの やま(山)のこぬれ(木末)の ほよとりて
かざ(挿頭)しつらくは ちとせ(千年)ほ(寿)くとそ (18/4136,大伴家持)
 
西欧では、ケルト人がセイヨウヤドリギを神聖視した。
宿主が落葉した後も、これは緑を保つからとされる。
彼らは、冬至の日にこれを祭壇に捧げるなどしたが、
この習慣はキリスト教のクリスマスに引き継がれた。
欧米では、クリスマスにセイヨウヤドリギの小枝を戸口に飾る。
男性は、この下に居る女性にはキスをすることが許され、
the kissing under the mistletoe との語がある。 
ロマンティックな樹木「ヤドリギ」、日本では余り馴染みが無い樹だが。
和名を「宿り木」「寄生木」と書くは、落葉樹に寄生する半寄生植物が故。
半分だけ宿主の樹木から水分や栄養を摂取、自らも光合成をするという。
枝的で大輪花の様な艶やかさはない。が、透明感ある実と枝の形がいい。
*      *      *
神奈川県藤沢市北部田園地帯の神社境内に立派なヤドリギが観える。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月25日、記」

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《襍・/・囈  “クリスマスイブ”  ❖ ’23-138 ❖》

異国の地でChristmasを幾度となく過ごした。
なつかしい思い出。街なかの買い物客は、多かったが、
Eveの昼間だけで夕方からは街は静まり返っていた。
※ 映像は、ユーチューブから転載 ※
《  備忘録(12月24日って!!)。!?!  》
今日は、クリスマスイブ。半世紀以上も前のこの日はすごかった。
世の中、どこもかしこもお祭り騒ぎ??クリスチャンでもないのに。
まちなかのケーキ屋さんは、ホールケーキで溢れかえっていた^^)。
帰宅途中の大人達、手に手にケーキを持ってる姿があちこちで!?!
僕にしても2つもX'mas-Cakeを買って帰ったものだ。僕の役目だった。
ビュッシュ・ド・ノエル (仏: bûche de Noël) を2店に取りに行くの楽しみ。
今で云うブッシュ・ド・ノエル、木の切り株の形をしたケーキが我が家の好み。
A・ルコントとS・ワイルのケーキ、2種類を友達家族と共に頂いた。
この2店、今は無い。美味しい味と形、懐かしい。お酒を頂かない甘党な僕。
この半世紀で西欧菓子専門店が、とっても増えた!!
X'masは、静かに過ごしたい。音楽でも聞きながら・・・。 
「令和伍年(皇紀2683年)12月25日、記」

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《襍・/・画  〝冬景(29)〟  ❖ ’23-137 ❖》

クリスマスブッシュ   クノニア科(Cunoniaceae)
学名:Ceratopetalum gummiferum
※ 画像は、借り物 ※
Bluegrass-music、バンジョー奏者で名声高かったEarl Scruggs
晩年、大御所達と楽しくジングルベルを奏でていた。
バンジョウに関心持つ者の憧れの人だった。
晩年での演奏を聞きながら・故人を偲びたい。合掌。
※ 映像は、YouTubeより転載 ※
《 備忘録(X'mas頃に観たい〝樹・花・葉II〟)!?! 》
赤と緑の対比がクリスマスに似合う、其の名も〝クリスマスブッシュ〟
実の赤い部分は花の後に成長した萼である。花は、白く小さくかわいい。
オーストラリアのニューサウスウエールズ地方原産で、11-1月に花が咲く。
日本では、殆ど見掛ない。栽培すれば夏に花は咲くのだろうか!?!
日本には、切り花としてオーストラリアから輸入されている。
英語名はNew South Wales'Christmas bush。
オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州が原産。
半円形の樹形をした低木、成長するとピラミッド型になる。
葉は対生で3出複葉。小葉は長楕円形、縁に細かい鋸歯がある。
クリスマスの時期に萼が赤からピンクになり瀟洒だ。
花が枯れた後、萼が大きくなり赤っぽく色づく。クリスマス時期に特に目立つ。
*      *      *
この花を観に現地を訪れる機会は中々持てないが、観てみたい。
記録・備忘録として載せておこう。
きょうは、クリスマスイヴ。深夜のミサに行った若い頃。
大学1年の時だけ。、以後は、今頃は雪の山中にいた。
そんな時、ラジオから流れるブルーグラスに感じ入ったものだ。
 
「令和伍年(皇紀2683年)12月24日、記」

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《襍・/・画  〝冬景(28)〟  ❖ ’23-136 ❖》

ショウジョウボク(猩々木) トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
学名:Euphorbia pulcherrima Willd. ex Klotzsch
別名:ポインセチア、クリスマスフラワー 
ーー京都府立植物園ーー
色々な色の葉。

《 備忘録(X'mas頃に観たい〝樹・花・葉〟)!?! 》
ショウジョウボク(ポインセチア)は、メキシコ原産。
トウダイグサ属の常緑低木。マダガスカルの国花。
ポインセチア(Poinsettia)という花名は、
米国駐メキシコ大使J.R.ポインセット氏に由来する。
樹高は鉢植えでは30〜50 cm、直植えでは200〜600 cm。
葉は楕円形で緑色、クリスマスシーズンに紅葉し見頃を迎える。
そうしたことで「クリスマスフラワー」ともいわれている。
画像の赤い花の様なものは、苞葉で蕾や芽を包む特殊な形の葉。
珍しいポインセチアの原種は京都府立植物園で見れるらしい。
原種は「一重咲きで赤色のみ」に由。
原種の特徴は、苞は全縁で葉より短く細長く苞同士の間に隙間がある。
茎頂に集って魅せる多数の包葉は幅狭く,多くは全縁で美しい緋紅色。
放射状に並ぶので大きな花のようにみえる。
花序を包む小総包に雄蕊1本をもつ雄花数個と1本の雌蕊の雌花1個とがある。
*      *      *
例年この時期になると県立相模原公園に行きサカタの種館でこれら園芸種を観ている。
今年は、雑用が山積みで観に行けなかった。記録・備忘録として載せておく。

「令和伍年(皇紀2683年)12月23日、記」

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