今年の読書(7)『シンメトリー』誉田哲也(光文社文庫)
Jan
12
『ストリベリーナイト』 ・ 『ソウルケイジ』 に続く、第三弾として、『シンメトリー』が出ています。
この三冊目の文庫本は、姫川警部補シリーズとしては、初めての短篇集です。
いつも通り、捜査一課十係長の小泉警部をトップとして<姫川班>の活躍が楽しめます。
実に意味深なタイトルの並びで、7つの短篇の構成が、これまた心にくいのです。
* 東京
* 過ぎた正義
* 右では殴らない
* シンメトリー
* 左だけ見た場合
* 悪しき実
* 手紙
丁度4作目の『シンメトリー』を中心に、左右対称形のよく似たタイトル文字数と、右・左の言葉がうまく分けられています。
小説の内容とは関係がありませんが、遊び心のある編集自体、作者の自信の表れだと見てとれます。
Posted at 2012-01-12 03:50
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Posted at 2012-01-13 00:11
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Posted at 2012-01-12 11:59
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Posted at 2012-01-13 00:11
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Posted at 2012-01-12 14:24
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Posted at 2012-01-13 00:12
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