ファルコン植物記(383)赤色と黄色の花<アブチロン>【メガポタミクム】
Jun
29
アオイ科アブチロン属で、原産地はブラジルのつる性植物です。
釣鐘形の赤い<蕚>と黄色の花弁の組み合わせが、形と共に印象に残る花です。
一般的には学名の「メガポタミクム」は用いられず、花の形から「チロリアンランプ」、和名では「浮釣木」と呼ばれています。
5枚の花弁の中心から雄しべを筒状に突き出し、その先端に花粉が出ています。
<アブチロン>は、否定を表す「a」、牝牛の「bous」、下痢の「tilos」からなる言葉で、家畜の下痢止めとしての効用から名づけられました。
良く似た形の花に、 「フクシア・レギア」 がありますが、こちらはアカバナ科です。
和名としては「釣浮草」と、これまたよく似た名前が付けられています。
Posted at 2012-06-29 20:50
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Posted at 2012-06-30 05:55
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Posted at 2012-07-02 16:07
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Posted at 2012-07-03 01:13
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