ファルコン昆虫記(132)迷彩色の【イボバッタ】(2)
Aug
14
近くを通りますと、ぴょこんと飛び跳ねて移動しますので、なんだいたのかと驚かされます。
バッタ目バッタ科トノサマバッタ亜科に分類されており、日本産のトノサマバッタ類としては体長がオスで25ミリほどですので、最小の部類に入ります。
人の気配ですぐに飛んで逃げるのですが、夏バテでしょうか、じっとしてくれていて、大きくアップで撮影できました。
ぜひ、写真をクリックして「眼」を見ていただきたいと思います。
体色だけでなく「目玉」までも土色をしていますので、目立ちません。
多くの昆虫の捕食者はひと目見た瞬間、「眼」をパターン認識して獲物を見つけると考えられており、「眼」の場所が判りにくいということは、それだけ捕食者を惑わし有効に働きます。
頭部の後ろ側、前胸背面にイボ状の突起があるために「イボバッタ」との和名が付けられていますが、このイボもまた、飛び出した「眼」だと誤魔化すための擬態だと見ています。
Posted at 2012-08-14 16:20
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Posted at 2012-08-15 01:24
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Posted at 2012-08-14 22:36
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Posted at 2012-08-15 09:19
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Posted at 2012-08-14 23:19
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Posted at 2012-08-15 09:21
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