今宵のビールの肴は、「クリームコロッケ」(200円)です。
一般的にはカニや海老、コーンなどの具材が入り、名称の頭につくのですが、ホワイトソースだけのシンプルな「クリームコロッケ」でした。
「コロッケ」という名称が登場するのは、1887(明治20)年で、外国より伝わって来た「クロケット」は「クリームコロッケ」で、現在の芋を使用した「コロッケ」は、日本で改良され誕生した揚げ物です。
小説家の村井弦斎が発表した『食堂楽』に、「コロッケ」のレシピを発表したのが1903(明治36)年で、以後庶民の食べものとして普及してゆき、大正時代には<三大洋食>として、<豚カツ・カレーライス>に次いで人気のあるメニューになっています。
1917(大正9)年、益田太郎冠者が作詞をした『コロッケの唄』が大流行しましたが、若い世代では当時の社会状況など知る由もない現象です。
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Posted at 2012-12-07 15:00
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Posted at 2012-12-08 00:17
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