一般人(カタギ)としては馴染みのない世界ですが、高倉健や鶴田浩二などが主演した任侠映画やヤクザ映画などの影響で、暴力団を見る目に国民的感情として甘さがあるのは拒めませんが、やはり撲滅させるべき団体には違いありません。
著者は暴力団などを取り締まる窓口となる第四課などが無くなると、警察も困るとの皮肉を込めていますし、また「組織犯罪処罰法」は、暴力団の存在を認めたうえでの法律であると訝っています。
日本の暴力団だけでなく、アメリカの「マフィア」、香港の「三合会」、台湾や中国の「流氓(リュウマン)」等にも触れ、現在の状況を分析されています。
また警察は対象とはしてはいませんが、「半グレ」の団体として、暴走族上がりの関東連合OBなどの挙動にも一目置かれています。
この構造不況と諸法律等で暴力団は将来性がないと著者はみなしていますが、表社会から消え失せてしまうのかは、まだまだ確証が持てません。
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Posted at 2013-02-19 08:02
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Posted at 2013-02-19 23:29
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