ファルコン昆虫記(287)白御影石にとまる【マイマイガ】(5)
Jun
20
白御影の石目模様と、妙に【マイマイガ(舞舞蛾)】の翅模様が合い、保護色ではありませんが溶け込んだ感じで一体感がありました。
日本を含めて、北半球の温帯のほとんどに広く分布していますが、北アメリカは、カイコガの品種改良として人為的に持ち込まれた種が、繁殖してしまいました。
成虫は<性的二形>が顕著で、オスは茶褐色の翅を持ち、雌は白色の翅に茶褐色の斑が入ります。
オスの成虫は活動的で、日中は雑木林などの中を活発に飛び回り、和名の【舞舞蛾】の由来となっています。
メスは木の幹などに止まってじっとしており、ほとんど飛ぶことはありません。
交尾後に産卵を済ませますと成虫は死に、木の枝や幹などに産みつけられた卵は越冬をして、孵化を待ちます。
Posted at 2013-06-20 17:44
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Posted at 2013-06-21 02:55
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