鴨鍋・鴨南蛮・治部煮等、脂ののった鴨肉料理はどれも好物ばかりです。
今宵の肴は「合鴨ロース」(300円)を、「焦がしたらあかんで」と念を押し、<かずちゃん>に軽く炙っていただきました。
野生の「マガモ」と家禽化された「アヒル」との交雑交配種が「合鴨」で、鴨肉と比べますと一般的に脂身が多く、赤い身は癖が無く柔らかいのですが、旨みはやや劣る感じです。
農薬をあまり使用しない「合鴨農法」が、ここ20年ばかり伸びてきていますが、人間が造り出した雑種の家禽ですので、働いて稲作が終わりましたら、他の鳥と交配が進まないように食用にされる運命が待ち受けています。
「鴨鍋」は合鴨肉と白ネギが一般的ですが、江戸時代には「セリ(芹)」が使われていました。
江戸時代の川柳の句集『柳多留』には、< 芹の上 鴨昼寝して うなされる >というのがあり、当時の食べ方が表れています。
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Posted at 2014-01-28 13:35
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Posted at 2014-01-29 00:16
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Posted at 2014-01-28 16:41
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Posted at 2014-01-29 04:44
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