「ヒメ(姫)」と名が付くように、花径15ミリほどの小さな花を咲かせる【ヒメフウロ(姫風露)】です。
フロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草で、匂いが塩を焼いたときに似ているので別名「シオヤキソウ(塩焼草)」と呼ばれています。
草丈は40センチほど、葉は対生し深く3~5裂に切れ込み、茎と葉の端が赤茶色を帯び、葉の脇から伸びた花柄の先に花を1~2個咲かせます。
開花時期は5~8月、赤桃色の5弁花で、壁には赤紫色の筋が2本入ります。花の柄や蕚には毛が生えており、雄しべは5本雌しべは1本です。
昔から「医者いらず」の薬草として知られ、肌に炎症をおこす<トリプターゼ>という酵素を抑制する作用があることが確認されており、<プリンセスケア>と呼ばれる成分が化粧品に利用されています。
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Posted at 2014-05-12 15:43
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Posted at 2014-05-12 15:46
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