「イモムシ・ケムシ」は、チョウ目(鱗翅目)の幼虫ですが、127科165000種が分類されていますので、同定する作業は大変です。
今回見つけました【シロトゲエダシャク】の幼虫は、ありがたいことに<シャクトリムシ(尺取虫)>の歩行形態をしており、主として「シャクガ科」の幼虫とすぐに同定でき、あとは根気で資料とにらめっこ、エダショク亜科に辿りつきました。
多くの「シャクガ科」の幼虫は、「毛や針」のない、いわゆる「イモムシ」のモノが多く、写真のように「毛」を持つものは少ない部類に入り、真っ直ぐな姿勢であれば「ドクガ科」と間違えそうな体表模様です。
成虫は開張40ミリほどで灰茶褐色の翅の色をしており、名称に付く「シロトゲ」は幼虫の毛を指すのではなく、成虫の脚に棘状のモノがあることに由来しています。
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Posted at 2014-05-04 18:09
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Posted at 2014-05-04 18:27
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Posted at 2014-05-04 19:59
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Posted at 2014-05-04 20:26
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