ファルコン昆虫記(513)<蝶・蛾の触角>雑考(11)【ヤマトシジミ】(24)
Aug
29
生き残るためには厳しい自然環境でしょうが、蝶の<触覚>は「鼻」の役目を担い、匂い・風・音を感じる器官ですので、片側半分では苦労があるとおもいます。
複眼の間から出ている<触角>ですが、いくつかの<節>で構成されています。
根元の部分は<基節>といい、この部分で<触角>を動かしています。その次に並んでいる部分を<こう節(こうせつ)>と呼び、先端は匂いを感じる<べん節(べんせつ)>という部分で、 「セセリチョウ」 を除いて棍棒状の形をしています。
<べん節>は、同じ種類でも<節>の数が異なり、いまだ原因は究明されていません。
蛾の<触角>はオスは <櫛状> で、メスは尖っていますが、オスはメスの出すフェロモンを、夜間飛びながら敏感に嗅ぎ取るために特殊化した形状をしています。
Posted at 2014-08-29 18:41
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Posted at 2014-08-29 18:44
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