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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(1301)<ツバキ>(7)の実

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ファルコン植物記(1301)<...
遠目から見て「ザクロ(石榴・柘榴)」かなとおもい近づきますと、<ツバキ>の実でした。

<ツバキ>と言えば「椿油」の利用が有名で歴史も古く、『続日本記』(巻三十四)には777年渤海国使が帰国するときに日本固有種の<ツバキ>である「海柘榴(ツバキ)」の油を所望したという記述があります。

<椿油>は、種子1キロを搾ってわずか100~200ccしか搾取できませんが、オレイン酸を多く含んでいますので酸化しにくく、また固まらない<不乾性油>としても貴重品です。

ここしばらく東山市場に足を運んでいませんが、80歳を超えた<松本>さんはまだまだお元気で <本椿油 シボリ油> を販売されているのかなと、熟しかけた<ツバキ>の実を眺めながら気になりました。
#園芸 #花

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birdy
Commented by birdy
Posted at 2014-10-01 16:26

大きい!

先日のDASH島(TV番組です)、椿油を作っていました。
大変な労力ですね。
昔、祖母の鏡台に(決してドレッサーではありません)椿油の瓶が必ず乗っていました。
赤い椿の花が印象的な瓶でしたね。

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2014-10-01 16:30

自然植物油100%、昔の人は色々と考えながら生活していたことが、偉大だなと感じてしまいますね。

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zakkah
Commented by zakkah
Posted at 2014-10-01 21:17

椿って色々夢ふくらませる植物です。
椿油にしても古人の知恵には驚かされますね!!
「椿」「「海柘榴」という字義に関しても色々な論考が見られますが、学会では未だ定説はありません。これが又、ゆめ膨らませます。「古事記」「日本書紀」に遡る。
椿材、堅く目がつんで色々な細工物に用いられていますね。炭材ともされていますが、灰は漆器の研磨に用いています。茎葉の灰(山灰)は釉薬や紫染の媒染剤。

椿油、戦後の物資のない頃、庭の木の実から食用油として、両親は手作りしていました。昭和は、遠くなりましたね^^)。

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2014-10-01 21:53

植物ひとつから、日常生活に必要なものを生み出してきた先人には頭が下がりますね。
おばあちゃんはいつもつげの櫛で「ツバキ油」で髪を手入れしていました。
いまは高級化粧品があるじだいですが、わからない成分だらけで、大丈夫かなと心配してしまいます。 (苦笑)

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